高野山のお守りはどこで買える?御供所と時間

杉木立に囲まれた石塔が並ぶ参道 全国

高野山でお守りを探すと、最初に迷うのが場所です。神社のような授与所という看板が出ているわけではなく、御供所(ごくしょ)という名前の建物で授与されています。しかも奥之院・壇上伽藍・金剛峯寺で扱いが分かれ、受付が閉まる時刻もそろっていません。この記事では高野山のお守りをどこで受けられるのか、何時までに行けばよいのかを整理します。

高野山の基本情報

山名高野山
所在地和歌山県

この記事でわかること

  • 高野山のお守りが御供所(ごくしょ)という建物で授与されていること
  • 奥之院・壇上伽藍・金剛峯寺の3か所で扱いが分かれていること
  • 奥之院の燈籠堂が午前6時から午後5時まで開いているという時間
  • 干支の根付や子ども向けなど、授与品に種類があること
  • 3か所を1日で回るときの順番の決め方

高野山のお守りはどこで授与されていますか?

主に御供所と金剛峯寺の売店です。高野山の中心となる奥之院と壇上伽藍には、それぞれ御供所という建物があり、ここでお守りや御朱印が授与されています。金剛峯寺にも売店があり、授与品を扱っています。

杉木立に囲まれた石塔が並ぶ参道
場所お守りを受けられる建物位置づけ
奥之院御供所弘法大師の御廟がある高野山の信仰の中心
壇上伽藍御供所根本大塔や金堂が並ぶ修行の場
金剛峯寺売店高野山真言宗の総本山

高野山を歩いていて授与所が見つからないという声が多いのは、この御供所という名称が理由です。参道沿いの土産物店とは別の建物なので、御供所という表示を探してください。

土産物店でもお守りに似た小物を扱っている場合がありますが、寺が授与するものとは扱いが異なります。授与品として受けたいのであれば、御供所または金剛峯寺の売店で求めてください。この区別がつかないまま買って、後から気づくという例は少なくありません。

御供所とは何ですか?

御供所は、お供えや授与品を扱う寺務所にあたる建物です。読み方は「ごくしょ」で、高野山では奥之院と壇上伽藍の両方に置かれています。お守りのほか、御朱印や御朱印帳もここで受けられます。

灯りのともる木造のお堂

神社の授与所と役割は近いものの、名前が違うため初めてだと通り過ぎがちです。奥之院では参道を進んだ先、御廟橋の手前あたりが目印になります。壇上伽藍では塔が並ぶ区画の中に位置します。

奥之院の参道は一の橋から始まり、中の橋を経て御廟橋へ至ります。両側に石塔が並ぶ杉木立の道で、御廟橋から先は聖域として扱われます。橋の手前までは一般の参道なので、御供所へ立ち寄るのは往路でも復路でも構いません。

奥之院と壇上伽藍ではどちらで受けますか?

種類が違うため、目的によって変わります。たとえば交通安全を祈願した木札の守りは奥之院の御供所で授与されており、壇上伽藍の御供所と金剛峯寺の売店でも扱いがあります。一方で、その場所でしか扱っていない授与品もあります。

確実に受けたいものがある場合は、奥之院を先に回すほうが安全です。高野山の奥之院は参道が長く、往復に時間がかかります。後回しにすると受付時間に間に合わなくなる可能性があるためです。

軒下に並ぶ提灯
  • 奥之院:参道が長い。時間に余裕を持って先に回す
  • 壇上伽藍:区画がまとまっていて移動が短い
  • 金剛峯寺:売店があり、拝観とあわせて立ち寄れる
  • 初穂料は授与品ごとに異なるため、現地で確認する

何時までに行けば間に合いますか?

奥之院の燈籠堂は午前6時から午後5時まで開いています。ただし受付の種類によって締め切りが早まります。金剛峯寺は午前8時30分から午後5時までで、年中無休です。

場所・窓口時間
奥之院 燈籠堂の開堂午前6時〜午後5時
奥之院 地下法場の参拝午前6時〜午後4時45分
奥之院 ご供養の受付午前8時30分〜午後2時40分
奥之院 ご祈祷の受付午前8時30分〜午後4時30分
金剛峯寺午前8時30分〜午後5時

ご供養の受付が午後2時40分で終わる点に注意してください。午前中に高野山へ着いていないと、選べる範囲が狭くなります。各所の時間は金剛峯寺の公式案内で公表されています。御朱印の受付が閉まる順番は高野山の御朱印の記事にまとめています。

どんな種類のお守りがありますか?

用途別に複数の種類が用意されています。十二支にちなんだ根付のタイプや、子どもの成長と健康を願うお守りなどがあり、後者は男の子向けの青と女の子向けのピンクに分かれています。

堂内に吊るされた灯明
  • 干支の根付:十二支にちなんだ小型の授与品
  • 子ども向け:成長や健康を願うもの。青とピンクがある
  • 木札のもの:交通安全を祈願したものなど
  • 御朱印帳:御供所で御朱印とあわせて受けられる

授与品の種類と初穂料は時期によって入れ替わります。特定のものを目当てに行く場合は、現地の御供所で確認してください。高野山は真言宗の総本山であり、授与品も真言宗の信仰にもとづくものです。成り立ちは空海と高野山の記事で触れています。

3か所はどの順番で回りますか?

奥之院を先、壇上伽藍と金剛峯寺を後にするのが基本です。奥之院は参道の一の橋から御廟まで距離があり、往復で1時間以上を見ておく必要があります。受付の締め切りが早い窓口もあるため、時間の制約が強い場所から消化します。

黒い金属の灯籠
順番場所目安
1奥之院参道の往復に1時間以上。受付の締め切りが早い
2壇上伽藍区画がまとまっており移動が短い
3金剛峯寺午後5時まで。拝観とあわせて立ち寄れる

高野山駅からはバスが通っており、金剛峯寺の最寄りとなる本山前まで約10分です。拝観料の考え方と共通券は高野山の拝観料の記事にまとめています。

高野山は町全体が山上にあるため、駅から各所へは徒歩だけでは回りきれません。奥之院と壇上伽藍は離れており、バスを使う前提で時間を見積もってください。バスの本数は日中であれば確保されていますが、朝夕は間隔が開きます。

逆の順番で回ることもできます。ただし金剛峯寺と壇上伽藍を先に見てから奥之院へ向かうと、参道の往復に必要な時間が後ろに残ります。受付の締め切りが早い窓口を最後に持ってくる形になるため、目的の授与品がある場合は避けるほうが無難です。

紅葉の時期は混みますか?

混みます。高野山の紅葉は10月下旬から11月上旬が見頃で、この時期は参拝と観光が重なります。御供所の受付にも列ができるため、午前中に奥之院を終えておくと後が楽になります。

標高は約800mあり、麓より気温が低くなります。紅葉期の朝は冷えるので、羽織る一枚を持っていってください。見頃の詳細は高野山の紅葉の記事、標高と町石道の歩き方は高野山の標高の記事にまとめています。

時間に追われたくない場合は、宿坊に泊まる方法もあります。翌朝の勤行に参加してから御供所へ向かえば、開門直後の静かな時間帯に回れます。宿坊の使い方は高野山の宿坊の記事が参考になります。

よくある質問|高野山のお守り

高野山のお守りはどこで買えますか?

奥之院と壇上伽藍の御供所、および金剛峯寺の売店で授与されています。御供所は「ごくしょ」と読み、お守りや御朱印を扱う建物です。

御供所はどこにありますか?

奥之院と壇上伽藍にそれぞれあります。奥之院では参道を進んだ御廟橋の手前あたり、壇上伽藍では塔が並ぶ区画の中に位置します。

何時まで受けられますか?

奥之院の燈籠堂は午前6時から午後5時までの開堂です。ご供養の受付は午後2時40分、ご祈祷の受付は午後4時30分で終わります。金剛峯寺は午後5時までです。

お守りの値段はいくらですか?

授与品ごとに異なります。種類も時期によって入れ替わるため、現地の御供所で確認してください。

1日で3か所とも回れますか?

回れます。ただし奥之院は参道の往復に1時間以上かかります。午前中に高野山へ着き、奥之院から順に回る形が現実的です。

まとめ|高野山でお守りを受ける3ステップ

高野山のお守りは、探す建物の名前さえわかれば迷いません。場所と時間を先に押さえてください。

  1. 御供所を探す。奥之院と壇上伽藍にあり、金剛峯寺では売店が窓口になる
  2. 締め切りの早い窓口から回る。奥之院のご供養の受付は午後2時40分、ご祈祷は午後4時30分で終わる
  3. 午前中に高野山へ着く。紅葉期の10月下旬から11月上旬は混み合うため、奥之院を先に済ませる

開堂時間と受付時間は金剛峯寺の公式案内に拠っています。お守りの初穂料については公式の一覧が見当たらなかったため、私の判断で金額は載せていません。目当ての授与品がある場合は、御供所で直接たずねてください。

高野山の基本情報は和歌山県の公式観光サイトにも掲載されています。

画像出典

写真はUnsplashから引用しました(Andy Arbeit、Dana Andreea Gheorghe、Kyle Hinkson、Valentin、Cici Hungの各氏)。奥之院や壇上伽藍など、特定の場所を撮ったものではありません。

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