三つ峠について調べているうちに、「日本一の富士山撮影スポット」という言葉を何度も目にしました。
▶ 三つ峠の全体像は「三つ峠は登山初心者でも大丈夫?50代の電車日帰りガイド」にまとめています。
私たち夫婦はまだ三つ峠に登ったことはありませんが、写真好きの友人からもその評判を聞いたことがあり、なぜそこまで言われるのか気になって調べてまとめました。
日帰りでも本当にきれいな富士山が撮れるのか、ベストな時間帯や季節も合わせて整理しています。
この記事でわかること
- 三つ峠が「富士山撮影の聖地」と呼ばれる理由
- 富士山撮影に向くベストな時間帯
- 撮影に向く季節(春・秋・冬)の違い
- 日帰り撮影と山荘泊まり撮影、それぞれの特徴
- 50代夫婦が撮影登山で気をつけたいこと
三つ峠が「富士山撮影の聖地」と呼ばれる理由
三つ峠の最高峰・開運山(1,785m)からは、手前に高い山がほとんどなく、富士山の全景を正面から見渡せます。
この「遮るものがない」という立地条件こそが、三つ峠が日本一の富士山撮影スポットと呼ばれる最大の理由です。
河口湖や山中湖など富士五湖からの富士山も美しいですが、三つ峠から見る富士山は見下ろすような角度になるため、また違った迫力があります。
富士五湖周辺には富士山ビューポイントが数多くありますが、標高1,785mという高さから見下ろすように富士山を撮れる場所は多くありません。
富士山登山ガイドで紹介している登山道からの眺めとはまた違った、外から富士山を眺める楽しみ方が三つ峠にはあります。
この眺望に魅せられて、山頂の三ツ峠山荘に宿泊しながら撮影を続けるカメラマンも少なくないそうです。
三つ峠からの富士山撮影、ベストな時間帯は?
早朝が狙い目な理由
富士山の撮影は、空気が澄んでいる早朝が最も狙い目とされています。
日中は気温の上昇とともに雲や霞が発生しやすく、富士山がぼやけて見えることが多くなります。
特に日の出前後の時間帯は、山肌が朝日で赤く染まる「赤富士」が見られることもあり、多くのカメラマンがこの瞬間を狙って山頂で夜を明かします。
気温が下がる夜間から明け方にかけては大気中の水蒸気量が減り、遠くの富士山までくっきりと見通せる時間帯になりやすいと言われています。
反対に、日中は地表が温められて上昇気流が生まれ、雲や霞が発生しやすくなるため、午後になるほど富士山が見えにくくなる傾向があります。

日帰りで早朝の富士山を狙うには
日帰りの場合、始発のバスに乗っても山頂到着は早朝の一番良い時間帯には間に合わないことがほとんどです。
それでも午前中の早い時間であれば、日中に比べて空気が澄んでいる可能性は十分にあります。
本気で早朝の富士山を狙うのであれば、前日から三ツ峠山荘や四季楽園に宿泊するプランのほうが確実です。
宿泊すれば、暗いうちから行動する必要がなく、体力的な負担も抑えられます。
撮影に向く季節はいつ?
三つ峠の富士山は一年を通して眺められますが、季節によって表情が大きく変わります。
| 季節 | 見どころ |
|---|---|
| 春(5月中旬〜下旬) | ミツバツツジと富士山を一緒に撮影できる |
| 夏 | 空気が霞みやすく富士山の視界は他の季節よりやや不利 |
| 秋(10月中旬〜下旬) | 紅葉と富士山を同時に楽しめる |
| 冬 | 空気が澄み、富士山がもっともくっきり見えやすい |
春(ミツバツツジと富士山)
5月中旬から下旬にかけて、三つ峠の斜面ではミツバツツジが見頃を迎えます。
ピンク色の花と富士山を一緒にフレームに収められるのは、この時期ならではの魅力です。

秋(紅葉と富士山)
10月中旬から下旬にかけては、三つ峠周辺の木々が紅葉のピークを迎えます。
赤や黄色に染まった山肌と富士山を組み合わせた構図は、この時期ならではの人気の撮影テーマです。

冬(澄んだ空気とダイヤモンド富士)
冬は空気が乾燥して澄んでいるため、富士山がもっともくっきりと見えやすい季節です。
条件が揃えば、太陽が富士山頂に重なる「ダイヤモンド富士」が見られる時期や場所もあると言われています。
ただし冬季は登山道の凍結や防寒対策など、他の季節以上に準備が必要になる点は注意が必要です。
日帰り撮影派と山荘泊まり撮影派、どちらが50代夫婦に向く?
本格的に早朝の富士山を狙うカメラマンは山荘泊まりを選ぶことが多いですが、50代夫婦の初めての三つ峠では、まず日帰りから試すのが無理のない選択です。
日帰りでも午前中の早い時間帯に山頂へ到着できれば、十分にきれいな富士山を眺められる可能性があります。
三つ峠の魅力を体感してから、次回改めて山荘泊まりの本格的な撮影プランを検討するという段階的な進め方もおすすめです。
私たち夫婦も、まずは日帰りで三つ峠の雰囲気を確かめてから、宿泊での本格的な撮影に挑戦するかどうか、じっくり考えたいと思っています。
撮影ポイントはどこ?木無山・開運山の違い
三つ峠は開運山・御巣鷹山・木無山という3つの峰からなり、それぞれ少しずつ見える景色が異なります。
最高峰の開運山山頂は、三つ峠の中でも特に開けた展望が得られる代表的な撮影ポイントです。
木無山周辺からも富士山を望むことができ、開運山とは少し異なる角度からの富士山を楽しめます。
時間に余裕があれば、複数のポイントを歩いて見比べてみるのも三つ峠ならではの楽しみ方です。
| ポイント | 特徴 |
|---|---|
| 開運山(最高峰) | 最も開けた展望・三つ峠を代表する撮影地 |
| 木無山 | 開運山とは少し違う角度から富士山を望める |
| 三ツ峠山荘周辺 | 宿泊者が早朝の富士山を狙いやすい立地 |
限られた日帰りの行動時間の中では、まず開運山山頂を目指し、余裕があれば木無山まで足を延ばすという組み立てが現実的です。
どんな機材があれば十分?
本格的な一眼カメラや望遠レンズがなくても、スマートフォンのカメラで十分に富士山の雄大さを写し取ることができます。
一歩進んで撮影を楽しみたい場合は、コンパクトな三脚を1本持っていくだけで、暗い時間帯の撮影の幅がぐっと広がります。
レンズを何本も持ち込むより、荷物を最小限にして安全に歩くことを優先するほうが、50代夫婦の日帰り撮影登山には向いています。
バッテリーの消耗は気温の低い山頂で早まりやすいため、予備バッテリーを1つ持っておくと安心です。
50代夫婦が撮影登山で気をつけたいこと
カメラ機材を持っての登山は、いつもの日帰り登山より荷物が重くなりがちです。
三脚や交換レンズを持ち込む場合は、事前にザックの中で重量配分を工夫しておくと歩きやすくなります。
早朝の山頂は平地よりも気温が大きく下がるため、防寒着を1枚多めに準備しておくと安心です。
夫婦のどちらかが撮影に集中している間、もう一方が周囲の安全確認をするという役割分担も、無理なく楽しむコツのひとつです。
山頂は強い風が吹くことも多いため、手袋やネックウォーマーなど防寒小物もあわせて準備しておくと快適に過ごせます。
早朝の撮影ほど、この防寒対策の有無で快適さが大きく変わります。
よくある質問|三つ峠の富士山撮影
三脚は持ち込めますか?
一般の登山道であれば三脚の持ち込みに制限はありません。ただし混雑時は他の登山者の通行の妨げにならない場所を選んで設置することが大切です。
撮影目的でも登山装備は必要ですか?
撮影が目的であっても、三つ峠は標高1,785mの本格的な登山道を歩く山です。登山靴やレインウェアなど、通常の登山と同じ装備を準備してください。
初心者でも富士山の写真を上手に撮れますか?
高価な機材がなくても、スマートフォンのカメラで十分に富士山の絶景を撮影できます。早朝の澄んだ空気の時間帯を選ぶだけでも、写真の仕上がりは大きく変わります。
雲がかかっていて富士山が見えないこともありますか?
天候や気象条件によっては、山頂に到着しても富士山が雲に隠れて見えないことがあります。事前に天気予報や周辺のライブカメラを確認しておくと、当日の期待値を調整しやすくなります。
夫婦で行く場合、撮影に時間を取られすぎませんか?
片方が撮影に集中する時間をあらかじめ決めておき、もう片方は景色を眺めたり休憩したりする時間として楽しむと、お互いに無理のないペースで過ごせます。
まとめ:今日からできる三つ峠撮影登山の計画
三つ峠は、標高1,785mから富士山を遮るものなく一望できる、日本有数の撮影スポットだとわかりました。
- 空気が澄みやすい早朝〜午前中の時間帯を狙って計画を立てる
- ミツバツツジ(春)や紅葉(秋)など季節の見どころに合わせて日程を選ぶ
- まずは日帰りで訪れ、次回以降に山荘泊まりの本格撮影プランを検討する
私たち夫婦も、次に三つ峠へ行くときは、天気予報とにらめっこしながら富士山がきれいに見える日を選びたいと思っています。


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