八ヶ岳はハイキングだけでも楽しめる?50代の軽めコース3選

山中の静かなハイキング風景 全国

私たち夫婦は登山を始めてから、体力に自信がない日でも「山の空気だけは吸いたい」と感じる日があることに気づきました。

そんな日のために、八ヶ岳エリアには登らずハイキングだけでも楽しめる場所が点在しているとわかり、今回まとめて調べてみました。

私たち自身、まだ八ヶ岳の本格的な登山コースには挑戦できていませんが、まずは軽めのコースから足を運んでみたいと考えています。

この記事でわかること

  • 八ヶ岳はハイキングだけでも楽しめるか
  • 50代向け軽めコース3選
  • ロープウェイ・ゴンドラの活用法
  • コース選びの目安
  • 電車・バスでのアクセス

本格登山とハイキングの違いは?

八ヶ岳と聞くと、赤岳や硫黄岳のような岩稜歩きを想像する人も多いかもしれません。

しかし八ヶ岳エリアには、山頂を目指す本格登山とは別に、遊歩道や緩やかな道を歩くだけのハイキングコースも数多くあります。

本格登山はコースタイムが長く岩場を含むことが多いのに対し、ハイキングコースは道が整備され、往復2〜3時間程度で楽しめるのが特徴です。

体力や天候に不安がある日は、無理に山頂を目指さずハイキングだけに切り替える選択肢を持っておくと、登山そのものを長く楽しめます。

50代になると、若い頃と同じペースで歩けない日があっても不思議ではありません。

そんな日でも「今日はハイキングだけ」と決めてしまえば、無理をせずに八ヶ岳の自然を楽しめます。

3つのスポットの位置関係

白駒池は北八ヶ岳の麦草峠エリア、入笠山は八ヶ岳連峰の南西に位置する富士見町、御射鹿池は八ヶ岳西麓の茅野市と、それぞれ離れた場所にあります。

同じ「八ヶ岳エリア」と呼ばれていても、最寄り駅やアクセス方法が異なるため、行き先によって計画の立て方も変わってきます。

日帰りであれば1か所、前泊するなら2か所を組み合わせるなど、滞在日数に合わせてルートを考えるとよいでしょう。

無理に移動時間を詰め込まず、1か所をゆっくり楽しむ日を作るのも、体力に負担をかけない旅の組み立て方です。

50代向け軽めコース3選

八ヶ岳エリアで、体力に自信がなくても歩きやすい軽めコースを3つ紹介します。

コース所要時間目安特徴
白駒池〜高見石約3時間半苔むした原生林を歩く低難度コース
入笠山ゴンドラ利用で約3時間花が多く稜線歩きが気持ちよい
御射鹿池徒歩数分歩かず眺めるだけでも楽しめる絶景スポット

白駒池〜高見石(苔の森)

白駒池は標高約2,115mに位置する、八ヶ岳最大の高層湖です。

周辺は苔むした原生林に囲まれており、スニーカーでも歩けるほど整備された遊歩道が続いています。

白駒池から高見石までは往復およそ3時間半で、初夏の新緑や秋の紅葉が湖面に映る景色も見どころです。

高見石まで登ると、白駒池を見下ろす展望台があり、休憩がてら苔の森全体を一望できます。

道中はほぼ平坦なため、日頃あまり歩いていない50代でも息切れしにくいコースです。

木道や木製の橋が随所に整備されており、雨上がりでも比較的歩きやすいのも助かるポイントです。

入笠山(ゴンドラ利用)

入笠山は富士見町にある、八ヶ岳連峰の展望が楽しめる山です。

ゴンドラを使えば標高約1,780mまで一気に上がることができ、山頂までは往復約3時間の行程で歩けます。

夏はスズラン・ヤナギランなど高山植物が咲き乱れ、稜線歩きが気持ちよいコースとして知られています。

山頂からは富士山・南アルプス・中央アルプスまで見渡せることがあり、360度の展望が入笠山の一番の魅力です。

ゴンドラ山頂駅にはカフェもあるため、歩き疲れたら早めに引き返して休憩することもできます。

夏でも山頂駅付近は涼しく、避暑を兼ねたハイキングとしてもおすすめです。

御射鹿池(電車で行ける絶景)

御射鹿池は茅野市にある、山を映し込む水面の美しさで知られる池です。

画家・東山魁夷の作品「緑響く」のモチーフになったことでも有名で、静かな水面に周囲の緑が反射する光景は一見の価値があります。

堤防内には立ち入れませんが、駐車場から徒歩数分で到着できるため、長時間歩けない日の気分転換にも向いています。

紅葉の時期は特に人気が高く、朝早い時間帯のほうが人が少なく静かな水面を楽しめます。

近くには明治温泉もあり、散策後にひと休みできる立ち寄り湯として利用されています。

静かな池のほとりを歩くハイキングコース

コース選びの目安

体力にまったく自信がない日は、徒歩数分で楽しめる御射鹿池のような「歩かなくてもよいスポット」を選ぶと無理がありません。

多少歩ける日は、遊歩道中心の白駒池〜高見石が体への負担が少なくおすすめです。

ロープウェイやゴンドラで標高を稼ぎつつ、稜線歩きも楽しみたい日は入笠山が向いています。

その日の体調や天候によって行き先を選べるよう、複数の候補を用意しておくと計画が立てやすくなります。

前日の疲れが残っている、朝から膝や腰に違和感があるといった日は、迷わず御射鹿池のような歩かないスポットに切り替えるのも賢い判断です。

逆に体調がよく歩き足りないと感じたら、白駒池から茶臼山方面へ足を延ばすなど、その場で行程を調整できる余地を残しておくのもおすすめです。

電車・バスでのアクセス

白駒池・麦草峠方面へは、JR茅野駅からバスで向かうルートが利用されています。

入笠山へは、JR富士見駅からゴンドラ山麓駅まで送迎バスやタクシーを利用するアクセスが一般的です。

御射鹿池へは、JR茅野駅からアルピコ交通バスで「明治温泉入口」バス停まで約45分、そこから徒歩約2分で到着します。

車を持たない50代夫婦でも、駅からのバス便を事前に調べておけば、これらのスポットは公共交通機関だけで十分に楽しめます。

バスの本数は都心に比べて少ないため、往復とも時刻表を事前にメモしておくと当日慌てずに済みます。

東京駅から茅野駅・富士見駅までは、特急あずさで2時間前後というアクセスの良さも八ヶ岳エリアの魅力のひとつです。

服装・持ち物の目安

八ヶ岳エリアは標高が高く、真夏でも麓の街より涼しいため、薄手の羽織りものを1枚持っておくと安心です。

白駒池や入笠山は登山道を歩くため、防水性のあるトレッキングシューズが向いています。

御射鹿池のように歩く距離が短いスポットでも、山間部は天候が変わりやすいため、軽い雨具は常に携帯しておきましょう。

水分と行動食は、歩く距離に関わらず少し多めに持っていくと、予定を変更したくなったときにも対応しやすくなります。

日傘や帽子、日焼け止めも、標高が高く紫外線の強い八ヶ岳エリアでは季節を問わず持っておくと安心です。

よくある質問

八ヶ岳は登山経験がなくても楽しめますか?

白駒池や御射鹿池のように、登山経験がなくても歩ける場所が複数あります。まずはこうした軽めのスポットから八ヶ岳に親しむのがおすすめです。

ハイキングだけなら登山靴は不要ですか?

御射鹿池のような舗装路中心の場所ならスニーカーでも問題ありませんが、白駒池や入笠山は登山道を歩くため、防水性のあるトレッキングシューズがあると安心です。

3か所を1日で回れますか?

距離が離れているため、1日で3か所すべてを回るのは現実的ではありません。1日1〜2か所を目安に、余裕を持って計画しましょう。

雨の日でも楽しめますか?

白駒池周辺の苔の森は、雨の日こそ苔が生き生きとして美しく見えるといわれています。ただし足元は滑りやすくなるため、防水の靴と雨具を準備しましょう。

御射鹿池は池の中まで歩けますか?

御射鹿池は堤防内への立ち入りが禁止されています。遊歩道や周辺の道から水面を眺める形になります。

夫婦で体力差がある場合はどうすればいいですか?

体力のある方が先に少し進んで待つより、御射鹿池のような歩かないスポットを選んで、体力差を気にせず一緒に楽しめる日を作るのもひとつの方法です。

日帰りでも十分楽しめますか?

特急を使えば東京から2時間前後で到着するため、日帰りでも1〜2か所を無理なく楽しめます。前泊すればより余裕を持った計画も立てられます。

まとめ:ハイキングデビュー3ステップ

  1. 体調と体力に合わせて白駒池・入笠山・御射鹿池から行き先を選ぶ
  2. ロープウェイ・ゴンドラ・バスを組み合わせてアクセスを計画する
  3. 無理に登らず、歩ける範囲で引き返す判断も持っておく

八ヶ岳は本格的な登山をしなくても、電車とバスだけで十分に自然を楽しめる懐の深いエリアです。

体力に不安がある日こそ、山頂を目指さない選択肢があることを知っておくと、八ヶ岳との付き合い方がぐっと気楽になります。

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