富士登山をツアーで申し込むと決めても、実際にはたくさんの会社があり、どこを選べばいいのか迷ってしまう方が多いのではないでしょうか。
▶ 富士山の全体像は「富士山登山【50代完全ガイド】|体力目安・電車アクセス・高山病対策」にまとめています。
私自身、夫婦で富士登山のツアーを検討した際に、複数のツアー会社の公式サイトやパンフレットを見比べて回った経験があります。
この記事では、富士登山ツアーを選ぶときに比較すべきポイントと、主要な会社の特徴の違いについて、調べた内容をもとに整理します。
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この記事でわかること
- 富士登山ツアーを選ぶときに比較すべきポイント
- 主要なツアー会社の特徴の違い
- ガイド付きと引率のみのツアーの違い
- 料金に含まれるもの・含まれないもの
- キャンセル規定で確認しておきたいこと
富士登山ツアーの選び方
富士登山ツアーは会社によって、出発地・ルート・ガイド体制・料金がそれぞれ異なります。
まず確認したいのは、自宅から近い場所から出発できるかどうかです。
東京・新宿発のツアーが多い一方で、関西発や現地集合プランを用意している会社もあります。
自宅から集合場所までの移動時間が長いと、それだけで前日の疲労が抜けきらないまま登山当日を迎えることになりかねません。
次に、登山ルートが選べるかどうかも重要なポイントです。
吉田ルート・富士宮ルート・須走ルートなど、体力や日程に合わせてルートを選べるツアーであれば、無理のない計画を立てやすくなります。
富士登山を個人で行くかツアーで行くか自体で迷っている場合は、別記事「富士山はツアーと個人どっち?50代初心者向けの選び方」もあわせてご覧ください。
また、集合時間や解散時間、道中の休憩回数といった細かいスケジュールも会社によって差があるため、パンフレットやサイトの行程表を事前によく読んでおくことをおすすめします。
主要ツアー会社を比較
富士登山ツアーを扱う会社の中でも、特に利用者が多いとされる4社の特徴を比較しました。
| ツアー会社 | 出発地の傾向 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| はとバス | 新宿発が中心 | 登山ガイド同行・8合目山小屋で仮眠・下山後に入浴施設あり |
| クラブツーリズム | 首都圏の複数拠点 | 10名ごとに専門ガイドまたは添乗員が同行・事前の高度順応時間を確保 |
| VIPライナー(vipツアー) | 首都圏発が中心 | 吉田・須走・富士宮など複数ルートから選択可・格安の夜発日帰りプランもあり |
| サンシャインツアー | バス・新幹線・飛行機など複数手段 | 全国各地からのアクセスプランを用意 |
会社ごとに強みが異なるため、出発地の近さを優先するか、ルートの選びやすさを優先するかで選び方が変わってきます。

少人数ツアーと大人数ツアーの違い
富士登山ツアーは、催行人数によっても歩き方の雰囲気が変わります。
少人数制のツアーは、ガイド1人あたりが見る参加者の数が少ないため、体調の変化に気づいてもらいやすく、ペース配分もこまめに調整してもらえる傾向があります。
一方で大人数のバスツアーは、料金が比較的抑えられている反面、グループ全体のペースに合わせて歩く場面が多くなります。
50代で自分の体力に自信が持てない場合は、多少料金が高くても少人数制のツアーを選ぶ方が、無理なく歩き切れる可能性が高まります。
申し込みページに「最小催行人数」や「1グループあたりの人数」が記載されているかどうかも、選ぶ際の目安になります。
ガイド付きと引率のみの違い
富士登山ツアーには、登山ガイドが同行して安全管理や体調管理まで行ってくれるタイプと、添乗員が引率するだけで登山中は各自のペースで歩くタイプがあります。
登山経験が少ない50代の方には、ガイドが同行して歩くペースを調整してくれるタイプの方が安心感があります。
引率のみのタイプは料金が抑えられていることが多い一方で、体調管理やペース配分は自分たちで判断する必要があります。
申し込み前に、ガイドが「同行するのか」「引率のみなのか」を必ず確認しておくことをおすすめします。
料金に含まれるもの・含まれないもの
ツアー料金には、往復のバス代・登山ガイド代・山小屋の宿泊費が含まれていることが一般的です。
一方で、五合目でのトイレ利用料や、道中で購入する飲み物・食事代は含まれていないことがほとんどです。
レインウェアや防寒着などの装備レンタルがオプション料金になっている会社もあれば、セットで含まれている会社もあります。
装備をレンタルで揃えたい場合は、ツアー会社のオプションと、別記事「富士登山は手ぶらで行ける?50代のレンタル活用術」で紹介している専門レンタル店の料金をあわせて比較すると、無駄なく準備できます。
見積もりを比較する際は、表面上の料金だけでなく、何が含まれていて何が別料金になるのかを一つずつ確認することが大切です。
特に山小屋の宿泊費は、個室か相部屋かによって料金差が大きく、パンフレット記載の金額が相部屋前提になっていることも珍しくありません。
一人参加・初心者でも安心な理由
富士登山ツアーは、一人での参加者や登山初心者を想定して作られているプランが多くあります。
グループで行動するため、道に迷う心配が少なく、体調不良になった際にもガイドや添乗員に相談しやすい環境です。
50代で登山経験が少ない方や、夫婦のどちらかが初めての富士登山という場合でも、ツアーであれば同じペースで歩く仲間ができるため、孤独感なく登ることができます。
申し込み前の説明会や事前の持ち物講習を実施している会社もあるため、不安な点があれば申し込み時に問い合わせておくとよいでしょう。
夫婦や友人同士で参加する場合でも、体力差があると片方に無理をさせてしまうことがありますが、ツアーであればガイドが全体のペースを見ながら誘導してくれるため、お互いに気を遣いすぎずに歩けるという声もよく聞かれます。
キャンセル規定は事前に確認
富士登山ツアーは天候によって中止や日程変更になることがあります。
会社によって、荒天による中止の場合はキャンセル料が発生しないケースが多い一方、自己都合によるキャンセルは出発の何日前からキャンセル料が発生するかが細かく決まっています。
特に、体力に不安がある50代の参加者にとっては、当日の体調不良でキャンセルする可能性も考慮して、規定を事前に確認しておくと安心です。
直前のキャンセルほど料金が高くなる段階制を採用している会社が多いため、迷っている場合は早めに結論を出すこと自体が費用面での対策にもなります。
申し込み時に「荒天中止の判断基準」と「キャンセル料が発生するタイミング」の2点を必ず確認しておきましょう。
また、旅行会社によっては別途キャンセル保険への加入をすすめている場合もあります。
体調に不安がある方や、初めての富士登山で当日まで参加を迷っている方は、保険料と自己都合キャンセル料を比べたうえで加入を検討するとよいでしょう。

申し込み前に確認したい持ち物と装備
ツアーによっては、レインウェア・ヘッドライト・トレッキングポールなどの基本装備がセットになっているプランと、各自で用意する必要があるプランに分かれます。
装備がセットになっているツアーは、初めて富士登山に挑戦する方にとって準備の手間が少なく済むという利点があります。
一方、すでに登山用品を持っている方にとっては、装備なしのシンプルなプランの方が料金を抑えられる場合があります。
申し込み前に、ツアーの持ち物リストと自分たちが持っている装備を照らし合わせ、何が不足しているかを確認しておくと当日困りません。
よくある質問|富士登山ツアー
体力に自信がなくても参加できる?
多くのツアーには初心者向けのゆっくりしたペース設定のプランが用意されています。事前に体力レベルの目安が示されているツアーを選び、不安があれば申し込み前に問い合わせておくと安心です。
悪天候でも決行される?
小雨程度であれば決行されることが多いですが、強風や台風接近時は中止や日程変更になる場合があります。決行・中止の判断基準は会社ごとに異なるため、申し込み前に確認しておきましょう。
一人で申し込んでも相部屋になる?
一人参加の場合、山小屋では他の参加者と相部屋になることが一般的です。個室を希望する場合は、個室対応の山小屋を利用するツアーを選ぶ必要があります。
まとめ:今日からできるツアー選び
- 出発地とルートの選択肢で候補を絞り込む
- ガイド同行か引率のみかを確認し、料金に含まれる内容を比較する
- キャンセル規定を確認してから申し込む
富士登山ツアーは会社によって特徴が大きく異なるため、料金の安さだけで選ばずに、比較したうえで自分たちに合ったプランを見つけることが大切です。
複数の会社の資料を並べて比較する一手間が、当日の安心感につながります。
今回紹介したポイントをもとに、無理なく安心して登れるツアーを選んでみてください。


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