至仏山荘は、尾瀬ヶ原の西の入り口にあたる山ノ鼻地区に建つ山荘です。至仏山の麓にあり、鳩待峠から歩いて1時間ほどで着きます。男女別のお風呂があり、尾瀬ヶ原の散策や至仏山に登る人の拠点として使われています。この記事では、運営する東京パワーテクノロジーの尾瀬のサイトと、群馬県などがまとめた2026年の交通対策のお知らせをもとに、至仏山荘の料金、予約、営業期間、行き方を整理します。
この記事でわかること
- 至仏山荘の相部屋1泊2食は14,000円で、部屋の人数によって料金が変わること
- 2026年の営業は4月18日から10月24日までであること
- オンライン予約は60日先までで、宿泊の2日前までに限られること
- 鳩待峠にはマイカーで行けず、戸倉から乗合バスかタクシーを使うこと
- 入浴やチェックインなど、山荘で過ごす時間の目安
至仏山荘はどこにありますか?
至仏山荘の施設案内によると、日本百名山の至仏山の麓、尾瀬ヶ原の入り口にあります。鳩待峠の登山口からいちばん近い山荘で、荷物を置いて尾瀬ヶ原を歩いたり、至仏山に登ったりする拠点に向いていると紹介されています。日中は軽食も販売していて、日帰りで歩く人の昼食や休憩の場所としても使われています。

同じ山ノ鼻地区には、群馬県が設置した尾瀬山の鼻ビジターセンターもあります。職員が常駐していて、季節の見どころや登山道の状況を教えてもらえます。宿泊者向けには、夜にレクチャールームで尾瀬の自然や歴史を解説するスライドショーも行われています(実施日はビジターセンターに確認)。
山荘の近くには植物研究見本園があり、公式サイトでは夕方の見本園の空や、晴れた夜の星空がすすめられています。夏にはホタルも見られるそうです。尾瀬ヶ原を日帰りで歩く場合のコースは尾瀬ヶ原の記事で紹介しています。
至仏山荘の料金はいくらですか?
尾瀬の山小屋の宿泊料金は、至仏山荘と東電小屋で共通です。大人(中学生以上)の料金は次のとおりです。
| 部屋の使い方 | 1泊2食(1人) | 素泊まり(1人) |
|---|---|---|
| 相部屋(男女別) | 14,000円 | 10,000円 |
| 4名1室 | 14,000円 | 10,000円 |
| 3名1室 | 15,000円 | 11,000円 |
| 2名1室 | 16,000円 | 12,000円 |
| 1名1室 | 27,000円 | 23,000円 |
相部屋の場合、小学生は10,000円、4〜6歳の未就学児は8,500円で、3歳以下は食事なしで無料です。個室を4名以上で使う場合は4名1室の料金になります。2人で個室に泊まると1人16,000円で、相部屋より2,000円高くなります。2人合わせて4,000円の差なので、相部屋に慣れていない2人連れなら個室を選ぶ価値があると編集部は考えます。
食事だけを追加する場合は、夕食2,750円、朝食1,750円、弁当1,000円です。支払いはチェックインのときで、現金のほか、クレジットカードや交通系ICカードなどが使えます。電波の状態によってカード端末が動かない場合は、請求書が出て後日振り込みになると書かれています。
至仏山荘の営業期間は?
2026年は4月18日(土)から10月24日(土)までです。同じ料金ページには尾瀬のほかの施設の営業期間も載っています。
| 施設 | 営業開始 | 営業終了 |
|---|---|---|
| 至仏山荘 | 4月18日 | 10月24日 |
| 山ノ鼻キャンプ場 | 4月18日 | 10月24日 |
| 至仏Café | 5月23日 | 10月25日 |
| 東電小屋 | 5月17日 | 10月24日 |
| 尾瀬沼山荘 | 5月17日 | 10月16日 |
10月に入ると営業の残りは3週間ほどです。草紅葉の時期の尾瀬ヶ原で泊まりたい場合は、空室を早めに確かめておくと安心です。

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尾瀬の山小屋の予約ページによると、オンラインで予約できるのは今日から60日先までです。空室カレンダーに○や△が出ている60日間だけ予約でき、それより先は受付期間外として×になります。オンライン予約は宿泊の2日前までで、2日前から当日の予約は尾瀬山荘案内(0278-58-7311)に電話で問い合わせます。
予約ページには、オンライン予約と電話予約の受付日程をまとめた2026年のカレンダーも載っています。予約の前にこの日程を確かめるよう案内されています。山小屋の予約の全体の流れは山小屋予約の記事に、尾瀬のほかの山小屋との比べ方は尾瀬の山小屋の記事にまとめています。
| キャンセルの時期 | キャンセル料 |
|---|---|
| 4日前まで | 無料 |
| 3日前〜前日 | 基本宿泊料の20% |
| 当日 | 基本宿泊料の50% |
| 連絡なし | 基本宿泊料の100% |
至仏山荘の部屋とお風呂は?
定員は72名です。客室は和室が9部屋(個室として使える)と、2段ベッドの洋室が2室(相部屋)あります。相部屋は男女別のベッドルームになっています。
お風呂は男女別で、入浴できるのは15時30分から19時までです。山小屋の利用の注意点によると、尾瀬の自然を守るため、自然環境に配慮したシャンプーが備え付けられています。日帰り入浴は当面休止されています。
| 設備 | 内容 |
|---|---|
| 共用 | 食堂、乾燥室、こたつのある談話室、売店、飲み物の自販機 |
| 水回り | 男女別の浴室、ウォシュレットのトイレ、ドライヤーのある洗面所 |
| 部屋 | コンセント |

至仏山荘のチェックインと食事の時間は?
至仏山荘の施設案内に載っている時間は次のとおりです。
| 項目 | 時間 |
|---|---|
| チェックイン | 13:00〜15:00 |
| チェックアウト | 8:00 |
| 夕食 | 17:00〜18:00 |
| 朝食 | 6:00〜7:00 |
| 消灯 | 21:00 |
| 売店 | 9:00〜18:00 |
| Cafe(夜はバー) | 18:30〜20:30 |
山小屋全体の注意点のページでは、15時から16時の間には着くよう求めていて、16時を過ぎる場合は連絡するよう書かれています。翌朝早く出る人には、朝食をお弁当にして夕食後に渡してもらえます。山荘の館内と庭先では、auとdocomoの4G LTEと、ロビー付近でOZE GREEN Wi-Fiが使えます。
鳩待峠から至仏山荘までの行き方は?
鳩待峠から至仏山荘までは歩いて1時間ほどです。ただし鳩待峠へはマイカーで行けません。2026年尾瀬国立公園の交通対策のお知らせによると、津奈木から鳩待峠口までの約3.5kmは、通年でマイカーとオートバイが通れません。

車の場合は戸倉の駐車場に停め、乗合バスか乗合タクシーで鳩待峠へ向かいます。
| 区間・駐車場 | 料金 |
|---|---|
| 戸倉〜鳩待峠(乗合バス・タクシー) | 大人片道1,300円(子供650円) |
| 尾瀬第一駐車場(280台) | 1日1,000円 |
| 尾瀬第二駐車場(250台) | 1日1,000円 |
| スノーパーク尾瀬戸倉(500台) | 1日1,000円 |
乗合バス・タクシーの運行予定は2026年4月18日から11月3日までです。尾瀬へのアクセスのページでは、東京から電車とバスを使って鳩待峠までおよそ4時間30分(新幹線利用)、マイカーでおよそ3時間30分としています。
至仏山荘から至仏山に登れますか?
登れます。山ノ鼻から至仏山へ登る道があり、至仏山荘は登山の拠点として紹介されています。尾瀬保護財団の尾瀬ハイキングガイドによると、至仏山は標高2,228mの日本百名山で、尾瀬でいちばん古い山です。蛇紋岩という特殊な石でできているため、ホソバヒナウスユキソウなどの珍しい高山植物が見られます。ただし植生保護のために登れない期間があり、登山道の利用にも決まりがあります。登れる期間や天気の見方は至仏山の天気の記事で、鳩待峠から日帰りで登るコースは至仏山の記事で扱っています。
至仏山荘では、泊まる人の荷物は無料で預かってもらえます。日帰りやテント泊の人は1日1個500円です。山ノ鼻キャンプ場のテント敷地料は1人1泊1,000円で、受付は至仏山荘で9時から15時までです。山荘の建物の中や、建物に隣接するテーブルやベンチでは、携帯ガスボンベなどの火器を使えません。

よくある質問|至仏山荘
至仏山荘の1泊2食はいくらですか?
相部屋で14,000円です。2名1室の個室では1人16,000円になります。
至仏山荘はいつまで営業していますか?
2026年は10月24日(土)までです。営業開始は4月18日(土)でした。
至仏山荘にお風呂はありますか?
あります。男女別で、15時30分から19時まで入れます。日帰り入浴は当面休止です。
至仏山荘はネットで予約できますか?
できます。60日先まで、宿泊の2日前まで予約できます。それより直前は電話(0278-58-7311)です。
鳩待峠に車で行けますか?
行けません。戸倉の駐車場に停め、乗合バスか乗合タクシー(大人片道1,300円)で向かいます。
まとめ|至仏山荘は営業期間と60日前の予約を確認
至仏山荘は、鳩待峠から1時間ほどで着き、お風呂もある尾瀬ヶ原の入り口の山荘です。料金は部屋の人数で変わり、予約できる時期と鳩待峠までの交通にも決まりがあります。
- 営業期間(2026年は10月24日まで)の中で日程を決める
- 60日前から空室カレンダーで予約し、2日前を過ぎたら電話にする
- 車は戸倉に停め、乗合バスで鳩待峠へ向かい、15時ごろまでに着く
写真について
掲載している写真は Unsplash(unsplash.com)から選んだもので、至仏山荘や尾瀬ヶ原を写したものではありません。湿原と木道の雰囲気を伝えるために使っています。


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