上高地にペットは連れて行ける?50代夫婦の代替案

赤いリードをつけた犬 ノウハウ

私たち夫婦は犬を飼っている友人夫婦から、「上高地に一緒に犬を連れて行けるのか」と聞かれたことをきっかけに、実際のルールを詳しく調べてみました。

結論からいうと、上高地は原則としてペット同伴での立ち入りができないエリアです。犬を家族の一員として大切にしている夫婦ほど、この事実に驚くことが多いようです。

とはいえ、周辺には愛犬家夫婦でも旅行を諦めずに済む代替案がいくつも用意されています。あらかじめルールと選択肢を知っておけば、不安なく旅行計画を立てられます。

この記事では、上高地がペット同伴NGとされる理由と、50代夫婦が実践できる具体的な代替案を一次情報をもとに整理しました。

上高地は50代夫婦にとって人気の高い旅行先ですが、犬を飼っている家庭にとってはペット同伴の可否が旅行を検討するうえでの最初の関門になります。

▶ 関連動画「上高地は、車では行けません|新宿・松本アクセス完全ガイド」を公開しています。あわせてご覧ください。

この記事でわかること

  • 上高地にペットを連れて入れるか
  • 同伴が制限されている理由
  • 唯一の例外にあたるケース
  • 周辺のペット預かり先
  • ペット可ホテルの探し方

上高地はペット同伴NG

上高地では「上高地における利用のルール」として、ペットを連れての立ち入りを控えるよう案内されています。

法律で罰則が定められた厳格な禁止ではなく、自粛のお願いという位置づけですが、現地では事実上ペット同伴なしが前提のマナーとして定着しています。

現地の看板や公式サイトでも繰り返しアナウンスされているため、知らずに向かってしまうと現地で引き返すことになりかねません。

旅行の計画段階でこのルールを把握しておくことが、当日のトラブルを避ける一番のポイントです。

まずは上高地ハイキング入門で全体のルールを確認しておくと、旅行計画の全体像がつかみやすくなります。

なぜ禁止なの?

上高地は中部山岳国立公園の特別保護地区に指定されており、貴重な高山植物や野生動物の生息環境を守ることが最優先とされています。

犬の存在やにおいは、ニホンザルやニホンカモシカなど野生動物にストレスを与えたり、生態系のバランスを崩したりする要因になり得ると考えられています。

また、多くの観光客やハイカーが行き交う遊歩道では、犬が苦手な人や動物アレルギーを持つ人への配慮という側面もあります。

自然保護と多くの来訪者への配慮という2つの理由が重なり合って、現在のペット同伴自粛というルールにつながっていると考えられます。

私たち夫婦も、犬好きの友人にこの理由を説明したところ、納得したうえで代替案を探すことにしたと話していました。

バス・タクシーも同乗不可

上高地へのアクセスはマイカー規制のため、路線バスかタクシーの利用が前提になります。

このバス・タクシーもペットの同乗を認めていないため、たとえキャリーバッグに入れていても上高地バスターミナルまでたどり着くこと自体が難しいのが実情です。

つまり、上高地に関しては現地ルールだけでなく交通手段の段階でペット同伴が事実上できない仕組みになっています。

沢渡やあかんだな駐車場まで自家用車でペットと一緒に来ることはできますが、そこから先の区間は代替手段がない点を理解しておく必要があります。

この交通事情を知らずに現地入りしてしまうと、駐車場でどちらか一人が犬と留守番することになりかねません。

唯一の例外・補助犬とは

身体障害者補助犬法に基づく盲導犬・介助犬・聴導犬については、上高地でも同伴が認められています。

補助犬は特別な訓練を受け、公共の場でのマナーが徹底されていることが前提とされているためです。

一般的なペットとは法的な位置づけが異なるため、この例外を根拠にペット同伴を試みることはできません。

補助犬同伴で訪れる場合も、バス会社や施設によって案内の窓口が異なることがあるため、事前に問い合わせておくとスムーズです。

表示証やケープを着用させておくと、周囲の理解も得やすくなります。

周辺の預かり先2選

上高地の玄関口にあたる沢渡・さわんどエリアには、ペットを預かってくれる宿泊施設がいくつかあります。

日帰りでも宿泊でも利用できる施設が複数あるため、旅程に合わせて選べるのが夫婦にとって心強いポイントです。

どちらのエリアもバスターミナルから近く、上高地散策の前後にペットを預けたり迎えに行ったりしやすい立地です。

旅荘つゆくさ

沢渡にある旅荘つゆくさは、ペットの宿泊対応を行っており、1泊あたり2,500〜3,500円程度の追加料金でペットを預けられます。

飼い主が上高地を日帰りで散策している間、愛犬は宿でスタッフに見てもらえるため、夫婦のどちらかが残る必要がありません。

食事つきのプランを選べば、散策から戻ったあとにゆっくり休めるのも魅力です。

雪山の風景の中を犬と歩く女性

さわんど周辺のペットホテル

さわんどバスターミナル周辺には、日帰り利用に対応したペットホテルも点在しています。

宿泊を伴わない日帰り旅行であれば、朝に預けて夕方に迎えに行くプランで上高地散策の時間を確保できます。

いずれも予約制のところが多いため、訪問日が決まったら早めに電話で空き状況を確認しておくと安心です。

シャンプーやトリミングまで対応してくれる施設もあり、旅行のついでにお手入れを済ませられる場合もあります。

繁忙期はペットホテルも満室になりやすいため、旅行日程が固まった時点で仮予約を入れておくと安心です。

ペット可ホテルの探し方

さわんど天然温泉ホテルのように、ペット同伴可能な客室を用意している施設もあります。

多くは電話予約制で、部屋数も限られているため、繁忙期は数週間前から予約が埋まることも珍しくありません。

予約の際は、ペットのサイズや頭数、ケージの持ち込みが必要かどうかまで詳しく伝えておくと、当日のトラブルを避けられます。

宿泊先そのものの選び方は上高地の宿泊ガイドでも紹介しているので、ペット可・不可の条件とあわせて比較してみてください。

松本市街まで戻れば、ペット可のホテルや旅館の選択肢もさらに広がります。

松本城周辺には観光を兼ねてペットと宿泊できる施設も多く、上高地散策と組み合わせた2拠点プランを組む夫婦も増えています。

旅行会社のペット同伴プランを利用すれば、宿・移動手段・観光をまとめて手配できる場合もあります。

霧がかった山に囲まれた緑の谷を歩く人

よくある質問|上高地とペット

小型犬でも同伴できませんか?

犬種やサイズに関わらず、一般的なペットとしての犬は上高地への同伴が認められていません。小型犬でも例外にはならないため注意してください。猫やその他の小動物についても同様です。

キャリーバッグに入れれば大丈夫?

キャリーバッグに入れていても、バス・タクシーへの同乗自体が認められていないため、上高地バスターミナルまでの移動手段がありません。徒歩での入山も同様に控えるよう案内されています。

ペット可の宿泊施設はある?

上高地の敷地内にはペット可の宿泊施設はありませんが、沢渡やさわんどエリアまで戻ればペット可のホテルや旅荘があります。松本市街まで範囲を広げると選択肢はさらに増えます。

補助犬の条件は?

身体障害者補助犬法に基づく盲導犬・介助犬・聴導犬であることが条件です。表示証の携行を求められる場合があるため、事前に準備しておくと安心です。バス会社への事前連絡もあわせて行っておくとスムーズです。

周辺で犬と遊べる場所は?

松本市内にはドッグランを併設した公園や施設もあるため、上高地散策の前後に立ち寄るプランを組む夫婦も少なくありません。

乗鞍岳などほかの山ならペットと行けますか?

国立公園内でもエリアによってルールが異なる場合があります。訪れる予定の山域ごとに、事前に公式サイトでペット同伴の可否を確認しておくことをおすすめします。同じ中部山岳国立公園でも、施設によって対応が分かれることがあります。

まとめ:ペット連れの代替案3ステップ

  1. ① 上高地は原則ペット同伴NGというルールを前提に旅程を組む
  2. ② 沢渡・さわんどのペット預かり施設か日帰り対応のペットホテルを早めに予約する
  3. ③ 松本市街のペット可ホテルも選択肢に入れ、上高地散策と組み合わせる

ペット同伴NGというルールだけを見ると諦めたくなりますが、周辺には代替となる選択肢が思いのほか多く用意されています。

愛犬と離れる時間があるのは寂しいものですが、預け先さえ決めておけば夫婦そろって上高地の景色を存分に楽しめます。

私たち夫婦も、友人夫婦にこの内容を伝えたところ、旅荘つゆくさへの預け入れを前提に旅行の計画を立て直したと話していました。ペットを我慢させず、夫婦の旅行も諦めない両立の形が見えたと喜んでいました。

事前準備さえしっかりしておけば、ペットを飼っている50代夫婦でも上高地旅行を諦める必要はありません。

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