山梨県大月市と都留市の境にある高川山(標高976m)は、山頂から360度の大パノラマと富士山の絶景が広がる人気の低山です。
JR中央本線・初狩駅から直接登れるアクセスの良さから、日帰り登山の定番として親しまれています。
筆者自身はまだ登った経験はありませんが、公式情報をもとに、富士山が見える低山を巡りたい50代夫婦が高川山に登る際に知っておきたいポイントを調べました。
この記事でわかること
- 高川山の基本情報(標高・立地)
- アクセス|初狩駅からの好立地
- コースタイムと難易度
- 秀麗富嶽十二景の展望
- 大月駅への縦走コース
高川山とはどんな山?
高川山は、山梨県大月市と都留市にまたがる標高976mの山で、大月市が選定する「秀麗富嶽十二景」の一峰に数えられています。
山頂は360度の展望が開けており、正面の富士山だけでなく、三ツ峠山や御正体山、遠く南アルプスまで見渡せる大パノラマが魅力です。
登山道の多くが樹林帯に囲まれており、森林浴をしながら気持ちよく歩けるのも高川山の特徴です。
アクセス|初狩駅からの好立地
高川山へは、JR中央本線・初狩駅から直接登山口へアクセスできます。
新宿方面から中央線の特急・普通列車を乗り継いで約2時間程度で到着でき、東京から気軽に日帰り登山を楽しめる立地です。前日までに切符を用意しておけば当日はスムーズに出発できます。
下山は大月駅、富士急行線・田野倉駅、禾生駅のいずれかを選べる周回・縦走コースが組めるのも高川山の魅力です。
コースタイムと難易度
初狩駅から高川山山頂までは約1時間40分が目安で、日帰り登山として無理のない行程です。
大月駅方面へ縦走する場合は、初狩駅から大月駅を経由して周辺の山々を巡るコースで約4時間40分程度かかります。
登山道は樹林帯が中心で急な岩場は少なく、初心者にもおすすめしやすい難易度です。
| 行程 | コースタイム | 備考 |
|---|---|---|
| 初狩駅→高川山山頂 | 約1時間40分 | 樹林帯中心の登り |
| 高川山山頂→大月駅(縦走) | 約3時間程度 | 複数の山を経由 |
| 初狩駅→大月駅経由・周辺縦走 | 約4時間40分 | 体力に応じて選択 |
秀麗富嶽十二景の展望
高川山からの富士山の眺めは「秀麗富嶽十二景」に選ばれるほどの絶景で、山頂からは正面に富士山が大きく迫って見えます。

同じ大月エリアの岩殿山も秀麗富嶽十二景に選ばれており、あわせて訪れることで大月エリアの富士山展望登山を楽しめます。
大月駅への縦走コース
高川山から大月駅方面へ縦走するコースでは、むすび山など周辺の低山を経由しながら歩くことができ、1日でいくつもの富士山ビュースポットを巡れます。
体力に自信がある場合は縦走コースに挑戦し、そうでない場合は初狩駅からの往復のみにするなど、体力に応じてコースを調整しやすいのも高川山の利点です。自分たちのペースで無理なく楽しめる柔軟さが魅力です。当日の体調に合わせて臨機応変に選べる安心感もあり、計画段階の悩みも少なく済みます。
50代夫婦が高川山に登るなら
駅から直接登れるアクセスの良さと、樹林帯中心の歩きやすい道であることから、高川山は低山ハイキングに慣れてきた50代夫婦のステップアップにも向いた山です。
往復のみであれば半日程度で楽しめるため、下山後に大月周辺で食事や観光を組み合わせた1日プランを立てやすいのも魅力です。
山頂は展望が開けているぶん風を遮るものが少ないため、季節を問わず1枚羽織れる上着を携行しておくと安心です。
持ち物リスト|高川山登山に必要なもの
樹林帯中心の歩きやすいコースですが、山頂の展望地は風を強く感じることがあるため備えが必要です。
- 歩きやすい運動靴・軽登山靴
- レインウェアまたは折りたたみ傘
- 飲み物・軽食(山頂に売店がない場合に備える)
- 防寒着(山頂は風を遮るものが少ない)
- 地図アプリまたは登山地図(分岐が多いコースに備える)
- 現金(電車運賃・下山後の飲食店利用に備える)
特に縦走コースを選ぶ場合は行動時間が長くなるため、行動食を多めに用意しておくと安心です。
冬季に登る際の注意点
高川山は標高976mとそれほど高くありませんが、冬季は登山道が凍結したり、日陰に残雪が残ったりすることがあります。
軽アイゼンの携行を検討する、日没が早い時期は下山時間を早めに設定するなど、季節に応じた計画の見直しが大切です。
樹林帯の道は積雪すると滑りやすくなるため、防水性のある靴を選ぶこともおすすめです。
下山後に立ち寄りたい大月エリアの過ごし方
初狩駅・大月駅周辺には地元の食堂やお土産店があり、下山後に一息つく立ち寄り先として便利です。
大月市周辺には日帰り温泉施設もあり、樹林帯歩きで汗をかいた体を癒やしてから帰路につくことができます。ゆっくり湯船に浸かって疲れを取ってから帰るのもおすすめです。
大月エリアはリニアモーターカーの実験線が近くを通っていることでも知られ、見学施設に立ち寄って楽しむのもおすすめです。登山とは違った角度で地域を楽しめる、大月ならではの過ごし方です。
秀麗富嶽十二景とは?高川山の位置づけ
秀麗富嶽十二景は、大月市が制定した「富士山の眺めが特に美しい12の山(コース)」の総称で、高川山はその中でも電車アクセスの良さで人気の一峰です。
他の秀麗富嶽十二景の山々と比べても、初狩駅から直接登れる手軽さと、山頂の360度パノラマのバランスが良く、初めて秀麗富嶽十二景に挑戦する人にもおすすめできます。まさに入門編にふさわしい1座です。
一つの山を制覇したら、他の秀麗富嶽十二景の山にも足を延ばして、少しずつ大月エリアの富士山ビューを巡る楽しみ方もできます。制覇を目標にすることで、登山のモチベーションも保ちやすくなります。
服装と装備のポイント
高川山の登山道は樹林帯が中心のため、木々の間から差し込む日差しに対応できる、通気性の良い服装がおすすめです。
一方で山頂は展望が開けているため風を強く感じることがあり、レイヤリング(重ね着)を意識した服装選びが快適に過ごすコツです。
縦走コースを歩く場合は行動時間が長くなるため、汗をかいても体を冷やしにくい速乾性のインナーを選ぶと安心です。しっかり準備をして、快適な富士山ビュー登山を楽しんでください。
よくある質問|高川山
Q. 高川山は初心者でも登れますか?
A. 樹林帯中心の歩きやすい道が続くため、低山ハイキング初心者にもおすすめできる山です。
Q. 富士山は必ず見えますか?
A. 天候次第で見えないこともあります。空気が澄む秋から冬にかけての方が展望を楽しみやすいとされています。
Q. 山頂に売店はありますか?
A. 山頂に売店がない場合が多いため、飲み物や軽食は事前に用意しておくのが安心です。
Q. トイレはありますか?
A. 初狩駅や大月駅周辺にトイレがありますが、山中には少ないため、事前に済ませておくと安心です。
Q. 縦走コースは初心者でも歩けますか?
A. 距離が長くなるため、体力に自信がない場合はまず初狩駅からの往復コースで様子を見るのがおすすめです。
Q. 駐車場はありますか?
A. 初狩駅周辺にコインパーキングがある場合がありますが、電車でのアクセスが手軽なためおすすめです。
Q. 秀麗富嶽十二景とは何ですか?
A. 大月市が選定した、富士山の眺めが特に美しい12の山(コース)のことです。高川山や岩殿山などが含まれています。
Q. 山頂は混雑しますか?
A. 週末や紅葉シーズンは登山者で賑わうことがあるため、早朝からの行動がおすすめです。
Q. トイレの場所を教えてください。
A. 初狩駅・大月駅にトイレがありますが、登山道中にはほぼ無いため、出発前に済ませておきましょう。
まとめ:今日からできる高川山登山準備
- JR中央線・初狩駅までのアクセスと時刻表を確認する
- 往復のみにするか、大月駅への縦走にするか体力に応じて決める
- 風を遮る上着など、山頂の展望を快適に楽しむ装備を準備する
高川山は、駅近のアクセスと360度の富士山パノラマを同時に楽しめる、秀麗富嶽十二景の中でも登りやすい一峰です。まずは初狩駅までのアクセスを確認するところから、高川山登山の計画を始めてみてはいかがでしょうか。
大月エリアの富士山ビューを楽しむなら、岩殿山とあわせて巡ってみるのもおすすめです。
駅から近く行程も無理のない長さのため、低山ハイキングの経験を積みながら富士山の絶景を楽しみたい50代夫婦にちょうど良い1座です。
天気の良い日を選び、360度のパノラマと富士山の絶景をぜひ自分の目で確かめてみてください。初狩駅からの一歩が、忘れられない富士山の思い出につながるはずです。夫婦でゆっくり歩きながら、大パノラマを味わってみてください。


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