登山用チェアはどう選ぶ?50代が休憩を快適にする軽さの目安

湖畔でチェアを置いたキャンプサイトのイメージ ギア

山頂やテント場でゆったり座れる椅子があったら気持ちいいだろうな、と私たち夫婦はいつも思っていました。

地べたに座ると、50代の体には腰やひざへの負担が地味にこたえます。

登山用チェアという選択肢があると知り、選び方やおすすめモデルを調べてまとめました。

この記事でわかること

  • 登山にチェアが必要な理由
  • 登山用チェアの選び方2つのポイント
  • 50代におすすめの軽量チェア3選
  • 日帰り登山とテント泊、それぞれでの活用シーン
  • チェアを使ううえでの注意点

登山にチェアは必要?

登山用チェアは必須の装備ではありませんが、あるとないとでは休憩の快適さが大きく変わります。

地面やベンチに直接座ると、冷たさや硬さが体に伝わりやすく、特に50代は腰やひざへの負担を感じやすくなります。

チェアがあれば、休憩中にしっかり体を休められるため、後半のペース配分にも余裕が生まれます。

テント泊であれば、夜の時間をゆったり過ごせるという楽しみも加わります。

近年は登山用チェアの軽量化が進み、100〜500g台のモデルも増えてきたため、日帰り登山でも「持っていく価値がある」装備になりつつあります。

SNSなどでも、山頂でチェアに座ってコーヒーを飲む写真を見かける機会が増えました。

そうした楽しみ方を見て、私たち夫婦も一度試してみたいと感じるようになりました。

テント脇でくつろぐイメージ

登山用チェアの選び方2つのポイント

背もたれの有無|軽さと快適性のバランス

登山用チェアは、背もたれなしとありの2タイプに大きく分かれます。

背もたれなしのモデルは500g以下と軽量で、組み立てもシンプルなものが多く、日帰り登山の休憩用に向いています。

背もたれ付きのモデルは500g〜1kg程度とやや重くなりますが、腰までしっかり預けられる座り心地の良さが魅力です。

タイプ重さの目安向いている用途
背もたれなし〜500g日帰り登山の休憩・軽量重視
背もたれあり500g〜1kgテント泊・じっくり休みたい人

耐荷重|自分の体重に合わせて選ぶ

登山用チェアの耐荷重は、モデルによって60kgから150kg程度まで幅があります。

自分の体重に対して余裕のある耐荷重のモデルを選ぶことで、安全に長く使い続けることができます。

体格の大きい人は、数値だけでなく座面の広さも確認しておくと安心です。

登山用チェアと普通の折りたたみ椅子は何が違う?

ホームセンターなどで売られている一般的な折りたたみ椅子でも、代用できるのではと思う人もいるかもしれません。

登山用チェアは、アルミやジュラルミンなど軽量な素材のポールを使い、専用の収納袋でコンパクトに持ち運べるように設計されています。

一般的な折りたたみ椅子は頑丈さを重視した作りが多く、重量も1kgを大きく超えることがほとんどです。

ザックに入れて何時間も歩くことを前提にするなら、多少値段が上がっても登山専用モデルを選ぶほうが結果的に快適です。

50代におすすめの軽量チェア3選

①ヘリノックス チェアゼロ|背もたれ付きの快適モデル

ヘリノックス チェアゼロは、重さ約450gと軽量ながら背もたれが付いた人気モデルです。

500mlペットボトルより軽い重量でありながら、耐荷重120kgとしっかりした作りになっています。

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②モンベル L.W.トレールチェア|定番の軽量モデル

モンベル L.W.トレールチェアは、重さ約363gという軽さが魅力の背もたれなしモデルです。

国産ブランドならではの価格の手頃さも、初めての1脚として選びやすいポイントです。

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③LOGOS ポケットスツール|最軽量クラス

LOGOS ポケットスツールは、重さ約280gという手のひらサイズの最軽量クラスのモデルです。

折りたためばザックのポケットにすっぽり収まるコンパクトさで、耐荷重100kgと軽さの割に安定感があります。

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チェア選びで失敗しないための注意点

価格の安さだけで選ぶと、耐久性が低く数回でポールが折れてしまうこともあると言われています。

特に体重がある人は、耐荷重に余裕を持たせたモデルを選ぶことが失敗を避けるポイントです。

収納サイズも重要な確認ポイントで、コンパクトすぎるモデルはザックへの出し入れがしにくい場合もあります。

購入前にレビューを確認し、実際の使用感や耐久性についての声を参考にすると安心です。

複数のモデルを比較検討し、自分たちの登山スタイルに合った1脚を選ぶことが失敗しない一番の近道です。

価格と重さ、耐荷重のバランスを見比べながら、無理のない範囲で試してみるのがおすすめです。

日帰り登山でもチェアはあると便利?

日帰り登山であっても、お昼休憩の時間をチェアで過ごせると疲労の回復度合いが変わってきます。

地面に座って立ち上がる動作は、実は50代のひざや腰に負担がかかりやすい動きのひとつです。

特に下山前の最後の休憩でしっかり座って足を休められると、下りでの踏ん張りにも余裕が出やすくなります。

チェアがあれば座面が高くなるぶん、立ち座りの動作も楽になります。

日帰り登山の持ち物全体は50代の日帰り登山 持ち物チェックリストにもまとめているので、あわせて確認してみてください。

テント泊・小屋泊でのチェア活用術

テント泊では、夕食後から就寝までの時間をチェアに座って過ごせると、一日の疲れをゆっくり癒せます。

テント泊の基本的な装備は登山のテント泊入門にまとめているので、チェアと合わせて準備の参考にしてください。

小屋泊であっても、混雑した談話室ではなく自分のスペースでゆっくり座れるのは、チェアならではのメリットです。

夫婦2脚を並べて座れば、山の時間をより長く楽しめるようになります。

チェアに座りながら山ごはんを食べる時間は、テント泊ならではのぜいたくなひとときになります。

山ごはんのアイデアは登山の山ごはん・ランチアイデアでも紹介しているので、チェアでの休憩時間と合わせて参考にしてください。

星空を眺めながらチェアでくつろぐ時間も、テント泊の大きな魅力のひとつです。

50代夫婦にチェアがもたらすメリット

私たちのように体力に差が出やすい夫婦にとって、チェアは単なる休憩道具以上の意味を持ちます。

先に到着したほうがチェアに座って待つことで、無理に急がせることなくペースを合わせられます。

休憩のたびにしっかり座って回復できれば、後半の行動にも余裕が生まれ、結果的に安全な登山につながります。

下山後の駅のホームなど、登山道以外の待ち時間でも活躍する場面は意外と多いものです。

道具ひとつで会話の時間が増えるというのも、夫婦登山ならではのチェアの魅力だと感じています。

そんな小さな変化の積み重ねが、山歩きを長く続けるモチベーションにもつながっていくのだと思います。

よくある質問|登山用チェア

マットを座椅子代わりにしてもいい?

スリーピングマットを折りたたんで座布団のように使う方法もあります。チェアほどの快適さはありませんが、荷物を増やしたくない場合の代替手段になります。

ザックのどこに収納する?

多くの軽量チェアは専用の収納袋が付属しており、ザックのサイドポケットや上部に取り付けられます。重さのバランスを考えて、なるべく体に近い位置に収納するのがコツです。

雨の日でも使えますか?

多くのモデルはナイロン素材で撥水性がありますが、地面が濡れている場合は脚が沈み込みやすくなります。防水シートを一緒に敷くとより快適に使えます。

お手入れは必要ですか?

使用後は泥や砂を軽く払い、湿気を残さないよう乾燥させてから収納袋にしまうと長持ちします。ポール部分に汚れが溜まると開閉がしにくくなるため、定期的な確認がおすすめです。

軽量チェアは壊れやすいですか?

極端に軽いモデルほどポールが細く、扱いを乱暴にすると破損のリスクが上がります。設置・収納時は無理な力を加えず、ゆっくり操作することが長持ちのコツです。

まとめ:今日からできる登山チェア選び3ステップ

登山用チェアは、背もたれの有無と耐荷重を基準に選べば、休憩の快適さを大きく変えてくれる装備だとわかりました。

  1. 日帰り重視なら背もたれなし、テント泊重視なら背もたれありを選ぶ
  2. 自分の体重に対して余裕のある耐荷重のモデルを選ぶ
  3. まずは1脚、軽量モデルから試してみる

私たち夫婦も、次の登山にはチェアを1脚持って行き、ゆったりとした休憩時間を試してみたいと思っています。

まずは軽量な1脚から試してみて、気に入ればもう1脚追加するという増やし方も無理がありません。

小さな道具ですが、山での時間の過ごし方を大きく変えてくれそうだと期待しています。

次の山行が、今からとても楽しみです。

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