旭岳ロープウェーの料金は?大人だけ季節で変わる

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旭岳ロープウェーは、大雪山の旭岳へ歩かずに標高を稼げる乗り物です。ただ、料金を調べると往復2,800円と書かれた情報と3,500円と書かれた情報が混在していて、どちらが正しいのか分かりにくくなっています。

答えは、どちらも正しいというものです。旭岳ロープウェーの運賃は季節で2段階に分かれていて、しかも大人だけが変わります。大雪山旭岳ロープウェイの公式サイトが公表している金額をそのまま並べて整理します。

この記事でわかること

  • 旭岳ロープウェーの運賃が季節で2段階に分かれていること
  • 大人は700円変わるのに小人は通年同額であること
  • 往復券と片道2枚の差額が最大900円になること
  • 運行間隔が切り替わる日と運賃が切り替わる日が11日ずれていること
  • 駐車場が無料になる期間

運賃は季節で2段階

公式によれば、旭岳ロープウェーの運賃はトップシーズンとシーズンの2段階です。トップシーズンが6月1日から10月31日まで、シーズンが11月1日から5月31日までにあたります。

区分トップシーズン(6/1〜10/31)シーズン(11/1〜5/31)
大人 往復3,500円2,800円
大人 片道2,200円1,700円
小人 往復1,750円1,750円
小人 片道1,100円1,100円

大人はトップシーズンとシーズンで往復700円、片道500円の差があります。ここまでは一般的な二段階料金です。

目を引くのは小人です。往復1,750円、片道1,100円が通年同額で、季節による変動がありません。運賃表のうち、季節で動くのは大人の行だけということになります。

小人の割引率は季節で変わる

小人の金額が固定されている結果として、大人に対する小人の比率が季節で変わります。

トップシーズンの往復は大人3,500円に対して小人1,750円ですので、ちょうど半額です。一方シーズンの往復は大人2,800円に対して小人1,750円ですので、割引率は約37%にとどまります。

片道でも同じことが起きます。トップシーズンは大人2,200円に対して小人1,100円でちょうど半額、シーズンは大人1,700円に対して小人1,100円で約35%引きです。

つまり子どもや孫を連れて行く場合、割安感が大きいのは夏から秋にかけてのトップシーズンです。冬に行くと大人の運賃は下がりますが、小人の運賃は下がらないため、家族全体の総額では思ったほど差が出ません。

実際に計算してみます。大人2人と小人1人で往復した場合、トップシーズンは3,500円が2人ぶんで7,000円、小人1,750円を足して8,750円です。シーズンは2,800円が2人ぶんで5,600円、小人1,750円を足して7,350円になります。

差は1,400円です。大人1人あたり700円が2人ぶんで1,400円ですから、小人が増えても総額の差は変わりません。人数の内訳を変えても、季節による差額は大人の人数だけで決まる仕組みになっています。

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往復券は最大900円の差

片道券を2枚買うのと往復券を買うのとでは、金額が変わります。区分ごとに差を並べると次のようになります。

  • トップシーズンの大人|片道2枚4,400円に対し往復3,500円で900円の差
  • シーズンの大人|片道2枚3,400円に対し往復2,800円で600円の差
  • 小人(通年)|片道2枚2,200円に対し往復1,750円で450円の差

いちばん差が大きいのはトップシーズンの大人で900円です。片道券が意味を持つのは、上りだけ乗って歩いて下りる、あるいはその逆を選ぶ場合に限られます。

旭岳の姿見の池周辺は木道が整備された散策エリアですので、往復ともロープウェーを使う人が多い場所です。歩いて下りる予定が無いなら、片道券を2枚買う理由はありません。

運行間隔の切り替わりは11日ずれる

公式は運行間隔も公表しています。6月1日から10月20日までが15分間隔、10月21日から5月31日までが20分間隔です。

ここで運賃の区切りと見比べると、日付が一致していません。運賃のトップシーズンは10月31日までですが、運行間隔が20分に伸びるのは10月21日からです。

つまり10月21日から31日までの11日間は、運賃はトップシーズンの3,500円のまま、便の間隔だけが20分に広がります。この期間だけ、料金と本数の条件が最も悪くなる計算です。

私がこの2つの表を並べて気づいたのがこの11日でした。紅葉が終わりかけの時期にあたりますので、日程に幅があるなら10月20日までに寄せるか、11月1日以降にずらすほうが条件は良くなります。

旭岳の紅葉そのものの見頃と姿見の池の歩き方は、旭岳の紅葉は9月が見頃?姿見の池の一周コースに整理しています。

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駐車場は冬だけ無料

車で向かう場合の駐車場料金も公式が公表しています。普通自動車とバイクが1日500円、中型自動車以上が1日2,000円です。そして11月から5月までは無料になります。

無料になる期間は、運賃のシーズンとほぼ同じ区切りです。運賃が下がる時期に駐車場も無料になりますので、冬の総額は二重に下がります。

大人1人が車で行く場合の総額を計算すると、トップシーズンは往復3,500円に駐車場500円で4,000円です。シーズンは往復2,800円に駐車場0円で2,800円ですので、差は1,200円になります。運賃だけの差700円より、実際の負担差は大きくなります。

大人2人で行けば、運賃7,000円に駐車場500円で7,500円です。駐車場は台数あたりの料金ですので、人数が増えても500円は変わりません。1人で行くと総額の12.5%を駐車場が占めますが、2人なら6.7%まで下がる計算になります。

中型自動車以上の2,000円という設定は、普通自動車の4倍です。キャンピングカーなどで向かう場合は、この差を先に見込んでおく必要があります。ここも11月から5月は無料の対象です。

所要時間は公式の表記で片道約10分です。運行時間は時期によってパターンが分かれており、公式が示している設定には6時から18時までのものと、9時から16時までのものがあります。

前者は12時間、後者は7時間ですので、営業している長さに5時間の開きがあります。冬季の設定は6時から17時30分までで、11時間30分です。行く時期によって、朝いちばんの便に乗れるかどうかが変わることになります。

この差は日程の組み方に直接効きます。6時始発の時期なら、姿見の池をひと回りしてから午前中に下りてくる組み立てが可能です。9時始発の時期に同じことをしようとすると、下山が昼を回ります。

片道約10分という数字自体は短く、待ち時間のほうが長くなる場面もあります。運行間隔が20分の時期に1本逃すと、10分の乗車に対して20分待つことになるためです。

ロープウェーを使って歩く距離を減らす組み立ては、ほかの山でも使えます。ロープウェイ登山はどこがいい?電車で行く全国12選で、乗り物が稼ぐ標高差を山ごとに比較しました。

よくある質問|旭岳ロープウェー

旭岳ロープウェーの料金はいくらですか?

大人の往復がトップシーズン3,500円、シーズン2,800円です。小人の往復は通年1,750円になります。

トップシーズンはいつからいつまでですか?

6月1日から10月31日までです。11月1日から5月31日までがシーズンにあたります。

子どもの料金は季節で変わりますか?

変わりません。小人は往復1,750円、片道1,100円が通年同額です。季節で動くのは大人の運賃だけです。

片道券と往復券はどちらが得ですか?

往復するなら往復券です。トップシーズンの大人で900円、シーズンの大人で600円、小人で450円の差が出ます。

旭岳ロープウェーは何分かかりますか?

公式の表記では片道約10分です。運行間隔は6月1日から10月20日までが15分、10月21日から5月31日までが20分になります。

駐車場は有料ですか?

普通自動車とバイクが1日500円、中型自動車以上が1日2,000円です。ただし11月から5月までは無料になります。

まとめ

  1. 行く時期で運賃が変わることを先に押さえます。大人の往復はトップシーズン3,500円、シーズン2,800円で700円の差です。
  2. 往復するなら往復券を買います。トップシーズンの大人なら片道2枚より900円安くなります。
  3. 10月21日から31日は運賃が高いまま間隔が20分に伸びます。日程に幅があるなら、この11日間は外します。

旭岳ロープウェーの料金は、大人と小人で動き方が違い、運賃と運行間隔で区切りの日も違います。表を2つ並べて見比べておくと、どの時期に行くかの判断がしやすくなります。

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