富士登山の準備を進めていると、手袋は本当に必要なのか迷う人も多いのではないでしょうか。
▶ 富士山の全体像は「富士山登山【50代完全ガイド】|体力目安・電車アクセス・高山病対策」にまとめています。
登山靴やレインウェアに比べると優先度が低く見られがちですが、実際には安全面で見過ごせない役割を果たす装備です。
筆者自身は富士登山の経験はありませんが、50代夫婦で無理なく登山を続けている立場から、富士登山の手袋選びを一次情報ベースで徹底的に調べました。
この記事では、富士登山に手袋が必須と言われる理由から、選び方、使う場面まで詳しく解説します。
初めて富士登山の装備を揃える人にも、購入前の判断材料として役立てていただける内容です。
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この記事でわかること
- 富士登山に手袋が必要な理由
- 手袋がないとどうなるか
- 軍手で十分かどうかの判断基準
- 手袋の選び方
- 実際に使う場面の具体例

富士登山に手袋は必須?
富士登山の道は石がゴツゴツしていて、傾斜がきつい岩場では手をついて登る場面が少なくありません。
転倒したときに手のひらをケガするリスクがあるため、手袋は富士登山においてほぼ必須の装備とされています。
特に暗い時間帯に行動することが多い富士登山では、足元だけでなく手元の様子も見えにくく、とっさに岩に手をつく場面が増えます。
手袋がないとどうなる?
手袋をせずに岩場を歩くと、転倒時に手のひらを切ったり擦りむいたりするリスクが高まります。
岩場でのケガのリスク
富士登山の登山道には、鎖をつたって登る難所もあり、素手で鎖をつかむと手を傷つける可能性があります。
手袋があれば、こうした場面でもしっかりとグリップを効かせながら安全に行動できます。
早朝の防寒対策
ご来光を目指す深夜から早朝の行動では、気温が大きく下がり、手先の冷えが体力を奪う原因になります。
手先が冷えると細かい作業がしづらくなるため、防寒の面でも手袋は重要な役割を果たします。

軍手でも大丈夫?
天候が良ければ、滑り止め加工がされた軍手でも十分に対応できるという意見が多く見られます。
ただし雨が降ると軍手は水を吸って濡れてしまい、強風時には冷たさが増して防寒効果が下がってしまいます。
心配な場合は、防水透湿素材やネオプレーン素材を使った手袋、あるいはウィンタースポーツ用のグローブを検討するとよいでしょう。
特に山頂付近は真夏でも氷点下近くまで気温が下がることがあるため、軍手だけで乗り切ろうとせず、防寒用を一つ用意しておくと安心です。
天候が安定している日帰りの低山ハイキングとは違い、富士登山は標高差が大きく天候も変わりやすいため、装備には余裕を持たせておくのが基本です。
晴れの予報でも、山頂付近では急に風が強まったり気温が下がったりすることがあるため、防寒用の手袋は「念のため」ではなく「必ず持参するもの」と考えておきましょう。
鎖場・岩場での使い方は?
富士登山の登山道には、鎖をつたって登る区間や、手をついてバランスを取る岩場がいくつかあります。
こうした場面では、手のひら側に滑り止め加工が施された手袋がグリップ力を高め、安全性を大きく向上させます。
革製や合成皮革製の手袋は耐久性が高く、繰り返し鎖場を通過する場面でも安心して使えます。
特に須走ルートや御殿場ルートの砂走り区間では、転倒時に思わず手をつくことが多く、手袋の有無で受けるダメージが大きく変わります。
手袋の選び方は?
富士登山向けの手袋を選ぶ際は、防寒性と防水性、グリップ力の3点を基準にするのがおすすめです。
気温の低い夜間に行動することを考えると、春・秋用の手袋の方が防寒性が高く適しているとされています。
作業用の軍手と、防水保温タイプの手袋を両方用意しておくと、状況に応じて使い分けられて便利です。
サイズが大きすぎると細かい作業がしにくく、小さすぎると血行が悪くなって余計に冷えを感じやすくなるため、試着して自分の手に合うサイズを選ぶことも大切です。
いつ使う場面が多い?
主に深夜のご来光登山、岩場や鎖場での行動、山頂付近の強風にさらされる場面で手袋の出番が多くなります。
下山時の砂走りでは転倒して手をつく場面もあるため、下山が終わるまで手袋を外さずに携行しておくと安心です。
服装全体の防寒対策は富士山の高山病はなぜ起こる?でも触れている低体温リスクとあわせて確認しておくと安心です。
持ち物全体のチェックリストは富士山の持ち物リストを参考にしてください。
お手入れと保管方法は?
汗や汚れがついた手袋は、帰宅後に手洗いして完全に乾かしてから収納すると、翌シーズンも気持ちよく使えます。
革製の手袋は水に弱いため、専用のクリーナーやオイルでケアすると長持ちします。
濡れたまま放置するとカビや臭いの原因になるため、登山後はできるだけ早く陰干しすることを習慣にしましょう。
価格帯の目安は?
作業用の軍手であれば数百円程度から手に入り、防寒・防水機能を備えた登山用手袋は2,000円〜5,000円程度が一般的な価格帯です。
ウィンタースポーツ用の高機能グローブになると、5,000円を超えるものもありますが、富士登山であればミドルグレードの手袋で十分対応できます。
登山用品店では試着してグリップ感や指の動かしやすさを確認できるため、初めて購入する場合は実店舗での試着をおすすめします。
通販で購入する場合は、サイズ表を確認し、レビューで「大きめ」「小さめ」といった実際の使用感もあわせてチェックすると失敗が少なくなります。
50代になると手のサイズや形も個人差が大きくなるため、可能であれば夫婦それぞれが実際に試着してから購入することをおすすめします。

よくある質問|富士登山の手袋
手袋はどこで買えますか?
アウトドア専門店やホームセンター、Amazonなどの通販サイトで購入できます。軍手であれば100円ショップでも手に入ります。
何枚くらい必要ですか?
作業用と防寒用を1枚ずつ、予備として軍手をもう1枚持っておくと安心です。濡れた場合の交換用として複数枚の携行をおすすめします。
濡れたときの対策は?
防水性のない軍手が濡れた場合は、早めに乾いた予備の手袋に交換しましょう。防水透湿素材の手袋であれば、多少の雨でも安心して使い続けられます。
スマホは操作できますか?
タッチパネル対応の手袋であれば、装着したままスマホを操作できます。対応していない場合は、写真撮影のたびに手袋を外す必要があります。
レンタルもできますか?
富士登山向けの装備レンタルサービスでは、手袋を含むセットプランが用意されていることがあります。単品でのレンタルに対応しているサービスもあります。
夏でも防寒用の手袋は必要ですか?
真夏でも山頂付近は氷点下近くまで冷え込むことがあります。「夏だから」と油断せず、防寒用の手袋は必ず携行することをおすすめします。日中と夜間の気温差も大きいため、複数枚の準備が安心につながります。
まとめ:手袋選び3ステップ
- 岩場でのケガ防止と防寒の両面から、手袋の必要性を理解する
- 天候に応じて軍手か防水タイプかを選ぶ
- 作業用・防寒用・予備を含めて複数枚を携行する
手袋は小さな装備ですが、富士登山の安全性と快適さを大きく左右します。
しっかり準備をして、岩場や早朝の寒さにも安心して対応できるようにしておきましょう。
装備リストの中では目立たない存在かもしれませんが、いざという時に自分たちの手を守ってくれる心強い相棒になってくれます。
夫婦で揃えるときのポイントは?
夫婦で富士登山に挑む場合、それぞれの手のサイズに合った手袋を個別に用意することが大切です。
お揃いのデザインで選ぶのも楽しみの一つですが、機能面を優先し、サイズが合っているかを最優先に選びましょう。
お互いの装備を事前にチェックし合うことも、夫婦での富士登山を安全に進めるための小さな習慣として役立ちます。
出発前日にお互いの持ち物を確認し合う時間を作っておくと、当日忘れ物に気づいて慌てるということも防げます。
小さな準備の積み重ねが、当日の安心と余裕につながります。
特に手先の防寒とケガ対策は見落とされがちなので、この記事を参考にしっかり準備を整えてください。小さな準備が、当日の大きな安心につながります。丁寧な準備が、快適で安全な富士登山への一番の近道になります。焦らず、一つひとつ丁寧に確認していきましょう。
50代の富士登山は、装備一つで快適さが大きく変わります。手袋選びもその一つとして、ぜひ丁寧に検討してみてください。
準備を万全にして、安心して山頂を目指してください。
ちょっとした装備の見直しが、当日の快適さと安全性を大きく高めてくれます。夫婦で確認し合いながら準備を進めてください。忘れ物のない万全の状態で、当日を迎えましょう。


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