摩耶山の山上へはまやビューラインで上がります。ケーブルとロープウェーを乗り継ぐ路線で、全区間の往復は大人1,560円です。ただしこの路線は途中の虹の駅で2つの区間に分かれており、区間ごとに運賃が設定されています。この構造を知っていると、往復券だけが選択肢ではなくなります。標高702mの掬星台から広がる夜景は日本三大夜景の一つに数えられます。
この記事でわかること
- まやビューラインがケーブルとロープウェーの2区間に分かれていること
- 全区間が片道大人900円・往復1,560円という運賃
- 区間ごとに片道450円・往復780円で買えること
- 掬星台が標高702mにあり、日本三大夜景の一つとされること
- 火曜が定休日で、祝日の場合は翌平日に振り替わること
摩耶山へはどうやって上がりますか?
麓から摩耶ケーブルに乗り、中間の虹の駅で摩耶ロープウェーに乗り継ぎます。ケーブルが約5分、ロープウェーが約5分で、合わせて10分ほどの乗車です。山上の駅は星の駅という名前です。

| 区間 | 乗り物 | 所要 |
|---|---|---|
| 摩耶ケーブル駅〜虹の駅 | 摩耶ケーブル | 約5分 |
| 虹の駅〜星の駅 | 摩耶ロープウェー | 約5分 |
摩耶山という名前で検索すると六甲山の情報が混ざって出てきますが、この2つは別の山です。摩耶山には摩耶山専用の索道があり、それがまやビューラインにあたります。
六甲ケーブルで上がっても摩耶山の掬星台には直接着きません。山上でバスに乗り換える必要があります。目的が夜景であれば、最初からまやビューラインを選ぶほうが早く着きます。
まやビューラインの運賃はいくらですか?
全区間は片道が大人900円、往復が1,560円です。小人は片道450円、往復780円になります。
| 区間 | 片道(大人) | 往復(大人) |
|---|---|---|
| 全区間(摩耶ケーブル駅〜星の駅) | 900円 | 1,560円 |
| 摩耶ケーブル駅〜虹の駅 | 450円 | 780円 |
| 虹の駅〜星の駅 | 450円 | 780円 |
往復1,560円は片道900円の2回分より安く設定されています。摩耶山の山上まで上がって同じ道を戻るなら、往復券のほうが得です。運賃はまやビューラインの料金ページで公開されています。
区間が2つに分かれているとどう使えますか?
片方だけ乗るという選択ができます。虹の駅で運賃が切れているため、下の区間だけ、上の区間だけという買い方が成立します。

- 全区間を往復する:1,560円。最も一般的な使い方
- 上がりだけ索道、下りは歩く:片道900円
- 虹の駅まで乗って、そこから歩いて上がる:450円
- 登山道で上がって、下りだけ索道を使う:片道900円
摩耶山には登山道が整備されており、歩いて上がることもできます。体力と時間に合わせて、どこまでを乗り物に任せるかを決められる点がこの路線の特徴です。ただし歩く場合は行動時間に余裕を持ってください。市街地に近い山でも、日が暮れれば登山道は暗くなります。
あわせて読みたい
摩耶山は歩いて登れる?青谷道と上野道の違い掬星台からは何が見えますか?
掬星台は摩耶山の山上、標高702mにある広場です。大阪から神戸にかけてのパノラマが広がり、夜は市街地の明かりが眼下いっぱいに見えます。日本三大夜景の一つとされ、1,000万ドルの夜景とも呼ばれます。

星の駅を降りてすぐの場所にあるため、歩かずに到達できます。摩耶山の名前が夜景と結びついているのは、この到達のしやすさも理由です。
昼と夜で印象が変わる場所でもあります。日中は大阪湾の海岸線と市街地の広がりが見え、地形として神戸がどういう土地なのかがわかります。山と海が近く、その間の細長い平地に街が並んでいるという構造が、上から見ると一目で理解できます。
夜景だけを目的にすると、この地形の見え方を逃します。日没の前に上がっておけば、同じ場所で2つの景色を続けて見られます。

摩耶山と六甲山はどう違いますか?
別々の山で、それぞれに索道があります。ただし山上はバス路線でつながっており、片方から上がって反対側へ抜けることもできます。
| 項目 | 摩耶山 | 六甲山 |
|---|---|---|
| 索道 | まやビューライン(ケーブル+ロープウェー) | 六甲ケーブル |
| 山上の代表的な場所 | 掬星台(標高702m) | 最高峰931m・ガーデンテラスなど |
| 山上の施設 | 比較的少ない | 牧場や遊戯施設など多い |
索道の構造も違います。六甲山はケーブル1本で山上に着くのに対し、摩耶山はケーブルとロープウェーを乗り継ぎます。運賃が区間で分かれているのはこのためで、途中で降りるという選択肢が生まれます。
摩耶山は夜景を見に行く山、六甲山は施設を回る山という色分けで考えるとわかりやすくなります。両方をつなぐなら、山上バスで移動して六甲山牧場や六甲ガーデンテラスへ回る形になります。六甲山側の夜景スポットは六甲山の夜景の記事で比較しています。
火曜に行くとどうなりますか?
まやビューラインは運休します。定休日は毎週火曜で、火曜が祝日にあたる場合は翌平日に振り替わります。加えて冬期には年次点検による運休期間があり、天候によって臨時運休することもあります。

この火曜定休は六甲山牧場とも重なります。つまり火曜に六甲山系へ行くと、索道も牧場も動いていないという事態が起こります。摩耶山を含む計画を立てるときは、まず曜日を確認してください。
索道が止まっていても登山道は歩けます。ただし上がりも下りも自力になるため、想定していた行程とは別物になります。火曜にどうしても行くのであれば、最初から歩く前提で計画を立て直してください。
冬期の年次点検は期間がまとまって設定されます。日付は年によって変わるので、12月から3月にかけて摩耶山を計画する場合は、火曜かどうかとは別に運休期間も確認しておく必要があります。
夜景を見るなら何時に上がればよいですか?
日没の時刻から逆算します。摩耶山の夜景は暗くなってからが本番なので、日没前に上がって明るいうちの景色も見ておくと、変化を追えます。
注意が必要なのは帰りです。夜まで滞在する場合、下りの最終便を過ぎると歩いて下ることになります。標高702mの山を夜に下るのは、市街地に近い山であっても簡単ではありません。上がる前に下りの最終時刻を必ず確認してください。
冬は空気が澄んで遠くまで見通せる一方、山上は冷えます。防風性のある上着を持っていくと、待つ時間が苦になりません。
季節によって日没の時刻は2時間近く動きます。夏は19時を過ぎても明るく、冬は17時前に暗くなります。同じ「日没に合わせて上がる」という計画でも、麓を出る時刻はまるで変わるということです。
掬星台は屋外の広場で、風を遮るものがほとんどありません。夜景を待つあいだは立ち止まったままになるので、歩いているときより体感温度が下がります。手袋まで用意しておくと、冬でも落ち着いて景色を見られます。
よくある質問|摩耶山
まやビューラインの運賃はいくらですか?
全区間が片道大人900円、往復1,560円です。摩耶ケーブル駅〜虹の駅、虹の駅〜星の駅はそれぞれ片道450円、往復780円になります。
摩耶山の山上まで何分かかりますか?
ケーブルが約5分、ロープウェーが約5分で、乗車時間の合計は10分ほどです。虹の駅での乗り継ぎ時間が加わります。
掬星台の標高は何mですか?
702mです。大阪から神戸にかけてのパノラマが広がり、日本三大夜景の一つとされています。
定休日はいつですか?
毎週火曜です。火曜が祝日の場合は翌平日が定休日になります。冬期には年次点検による運休期間もあります。
歩いて上がれますか?
登山道が整備されているので歩いて上がれます。虹の駅まで索道を使い、そこから歩くという組み合わせも可能です。
まとめ|摩耶山へ上がる3ステップ
摩耶山は、運賃の組み方に幅がある山です。乗る区間から決めてください。
- 曜日を確認する。まやビューラインは火曜定休で、祝日なら翌平日に振り替わる
- 区間を決める。全区間往復1,560円のほか、虹の駅で区切って片道450円ずつという買い方もできる
- 帰りの最終から逆算する。夜景を見るなら、下りの最終時刻を上がる前に押さえておく
運賃については、私が索道の公式サイトで区間別の金額表を確認しました。全区間の往復が片道2回分より安く設定されている点も、そこで確かめたものです。改定が入ることがあるので、出発前に見直してください。
摩耶山を含む六甲山地は瀬戸内海国立公園の六甲地域にあたります。位置づけは環境省の瀬戸内海国立公園のページを参照してください。歩いて登る場合のコースは六甲山の登山の記事、秋の色づきは六甲山の紅葉の記事にまとめています。
画像出典
本文の写真はUnsplash提供で、JinHui CHEN氏、Mayank Sehgal氏、Jonathan Roger氏、Justin Zhu氏、Jeswin Thomas氏が撮影したものです。摩耶山や掬星台を写したものではありません。


コメント