富士山を間近で登るだけでなく、少し離れた山から富士山そのものを眺めるという楽しみ方もあります。
▶ 富士山ビューの全体像は「富士山が見える場所はどこ?50代が日帰りで行ける山」にまとめています。
竜ヶ岳はその代表格で、山梨県の本栖湖畔からアクセスできる、電車・バスでも日帰りしやすい山です。
50代の私たちが行く前に知っておきたい情報を、本栖湖側の竜ヶ岳に絞って調査しました。三重県にも同名の山があるため、この記事では山梨県・本栖湖の竜ヶ岳のみを扱います。
この記事でわかること
- 竜ヶ岳の基本データとコースタイム
- 本栖湖からの登山口とアクセス方法
- ダイヤモンド富士が見える時期
- 混雑状況と駐車場の注意点
- 50代の体力目安
竜ヶ岳の基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 標高 | 1,485m(山梨県・静岡県境) |
| 歩行距離 | 約8.3km(本栖湖キャンプ場ルート) |
| 標高差 | 約590m |
| コースタイム | 登り約2時間10〜15分/下り約1時間30〜50分 |
| 体力レベル | 易しめ(笹原主体で危険箇所は少なめ) |
竜ヶ岳は標高1,485mながら、本栖湖キャンプ場からのルートは笹原が中心で危険箇所が少なく、比較的歩きやすい山とされています。
コースタイムは往復4時間前後が目安で、50代夫婦でも無理のない日帰り計画が立てやすい規模です。
竜ヶ岳はどんな特徴?
本栖湖からの登山口
登山口は本栖湖キャンプ場側にあり、瑠璃色と称される本栖湖の湖面を眺めながら歩き始められるのが魅力です。
登りは約2時間10〜15分、下りは約1時間30〜50分が目安で、山頂までの道のりは笹原が主体のため見通しがよく歩きやすいと言われています。
日帰りの計画を立てる際は、あわせて富士山が見える山の一覧ガイドで他の候補地とも比較しておくと選びやすくなります。
| 交通手段 | 目安時間・料金 |
|---|---|
| 河口湖駅→本栖湖(バス) | 約60分 |
| 新富士駅・富士宮駅→本栖湖(バス) | 約80分 |
| 新宿→本栖湖(夏季直行バス) | 約120分 |
| 中央道河口湖ICから車 | 約30分 |
公共交通機関で行く場合はバスの本数が限られることもあるため、事前に時刻表を確認し、帰りの便まで計画に入れておくと安心です。特に冬季は本数が減る路線もあるため、早めの情報収集をおすすめします。
ダイヤモンド富士の名所という顔
竜ヶ岳は登山の対象であると同時に、ダイヤモンド富士の名所としても知られています。
山頂から見て、太陽が富士山頂に重なって輝く現象がダイヤモンド富士で、竜ヶ岳では12月上旬から1月上旬にかけて見頃を迎えます。
広く平らな山頂には簡易的なテーブルも設置されており、富士山だけでなく南アルプスや八ヶ岳、金峰山、駿河湾まで見渡せる360度の展望が広がります。
場所別の見える時期をまとめたダイヤモンド富士ガイドもあわせて確認しておくと、旅程を組みやすくなります。
竜ヶ岳の混雑状況は?
ダイヤモンド富士の見頃となる12月下旬から1月上旬、特に元旦の早朝は、登山者とカメラマンで山頂付近が混み合う傾向があります。
三脚を立てて撮影する人も多いため、この時期に山頂で過ごす場合はお互いに譲り合う配慮が必要になります。
一方でそれ以外の時期は比較的空いており、静かな笹原歩きを楽しめる山という声も見られます。
紅葉シーズンの秋も本栖湖周辺の観光客が増えるため、登山口までの道が混雑することがあります。
平日であれば、シーズン中でも比較的落ち着いて歩けることが多いため、日程に融通が利く場合は平日の訪問も検討する価値があります。
竜ヶ岳の下山はどう歩く?
下山は往路をそのまま戻るルートのほか、本栖湖の湖畔沿いに下る周回ルートを選ぶ人もいます。
湖畔ルートでは倒木をまたぐ箇所や木の階段があり、雨上がりなど濡れた状態では滑りやすくなるため注意が必要です。
笹原区間は日陰がほとんどないため、夏場は熱中症対策、冬場は防寒対策をそれぞれ意識しておくとよいでしょう。
下山後は本栖湖畔を散策したり、周辺の道の駅に立ち寄ったりして、登山とセットで一日を楽しむプランも組みやすい立地です。

50代の体力目安は?
往復4時間・標高差590mというスペックは、日帰り登山に慣れていない50代でも挑戦しやすい部類に入ります。
ただし笹原区間は日陰が少なく、夏場は想像以上に体力を消耗しやすいため、水分と休憩を多めに計画しておくと安心です。
冬季のダイヤモンド富士狙いで訪れる場合は、暗いうちからの行動になるため、ヘッドライトと十分な防寒着を準備しておきましょう。
登り2時間台という時間配分は、他の百名山クラスの山と比べると負担が小さく、日帰り登山を始めたばかりの50代にも取り組みやすい規模と言えます。
膝への負担が気になる場合は、下りでトレッキングポールを使うことで着地の衝撃を和らげられます。
竜ヶ岳に向いているのはどんな人?
- 本栖湖や富士山の絶景を歩きながら楽しみたい人
- 危険箇所の少ない山で日帰り登山デビューしたい人
- ダイヤモンド富士を狙って写真を撮りたい人
- 夫婦や友人とゆったりしたペースで歩きたい人
登山口までのアクセスが電車・バスでも組み立てやすいため、マイカーを持たない50代夫婦にも選びやすい山と言えます。
一方で、急峻な岩場や鎖場を求める本格志向の人にとっては、やや物足りなく感じられるかもしれません。竜ヶ岳の魅力はスリルよりも「歩きながら富士山と本栖湖を眺め続けられる」という点にあります。
写真撮影が趣味の人にとっては、本栖湖の湖面・笹原の稜線・富士山という3つの被写体を一度に楽しめる点も見逃せない魅力です。

服装・持ち物のポイント
- 笹原の照り返しに備えた帽子・日焼け止め(夏場)
- ダイヤモンド富士狙いなら防寒着・手袋・カイロ(冬場)
- 真っ暗な時間帯に登る場合のヘッドライト
- 濡れた木道・倒木対策としてのトレッキングポール
- 水分は多めに(笹原は日陰がほとんどないため)
特に冬季の早朝出発は、麓と山頂で体感温度が大きく異なることがあるため、脱ぎ着しやすいレイヤリングを意識しておくと安心です。
本栖湖畔は風が通り抜けやすい地形でもあるため、標高以上に体感的な寒さを感じることがある点も知っておきたいポイントです。
逆に夏場は日差しを遮るものがほとんどないため、帽子やサングラス、日焼け止めといった紫外線対策も忘れずに準備しておきましょう。
よくある質問|竜ヶ岳
登山口へのアクセスは?
河口湖駅から富士急行バスで本栖湖まで約60分、新富士駅・富士宮駅からも路線バスがあり約80分ほどです。新宿からは夏季限定で直行の高速バスも運行されます。
駐車場は使えますか?
本栖湖キャンプ場に登山者用の無料駐車場(約100台・トイレあり)がありますが、11月29日頃から3月中旬にかけては閉鎖されるとされています。ダイヤモンド富士の見頃と重なる時期のため、訪れる年の最新情報を必ず確認してください。
ダイヤモンド富士はいつ見える?
見頃は12月上旬から1月上旬で、特に12月下旬から1月上旬がベストとされています。元旦の朝は特に多くの人で賑わいます。
初心者だけで歩けますか?
笹原主体で危険箇所が少ないため、日帰り登山に慣れていれば初心者同士でも歩きやすいコースとされています。ただし単独行動は避け、事前に天候と装備を確認してから臨みましょう。
所要時間の目安は?
往復で4時間前後が目安です。休憩を含めると5時間程度を見込んでおくと余裕を持って歩けます。
山頂にトイレはありますか?
山頂には設置されていないため、登山口の本栖湖キャンプ場で事前に済ませておくのが基本です。
紅葉の時期もおすすめですか?
秋は本栖湖周辺の紅葉と合わせて楽しめる時期ですが、観光客も増えるため登山口までの道路が混みやすい点は考慮しておきましょう。
三重県の竜ヶ岳と間違えませんか?
竜ヶ岳という名前の山は三重県(鈴鹿山脈)にも存在します。この記事で紹介しているのは山梨県・本栖湖畔の竜ヶ岳のため、検索や地図アプリで調べる際は「本栖湖」を併記して探すと迷いにくくなります。
まとめ:竜ヶ岳を歩く3ステップ
- ① 本栖湖キャンプ場ルートで登山口とコースタイムを確認する
- ② ダイヤモンド富士を狙うなら12月下旬〜1月上旬・駐車場の閉鎖状況を事前確認する
- ③ 笹原区間の日陰の少なさを踏まえ、水分・防寒対策を整えて出発する
竜ヶ岳は危険箇所が少なく、本栖湖と富士山を同時に楽しめる山として、50代の日帰り登山にも向いています。
ダイヤモンド富士を狙うか、静かな笹原歩きを楽しむかで訪れる時期の印象は大きく変わるため、目的に合わせて計画を立てるのがおすすめです。
私たちもまだ実際に歩いた経験はありませんが、次に本栖湖方面を訪れる機会があれば、ぜひ竜ヶ岳から富士山を眺めてみたいと考えています。冬季は駐車場の閉鎖期間と重なるため、事前の交通手段の確認だけは忘れないようにしたいところです。


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