トレッキング初心者は何から始める?50代ガイド

トレッキングを楽しむ二人 ノウハウ

「登山はハードルが高そうだけど、外を歩くことは楽しみたい」。私たち夫婦が登山を始める前、最初に興味を持ったのはトレッキングでした。

トレッキングは登山ほどの体力や技術を必要とせず、それでいて自然の中を歩く気持ちよさを味わえる、50代にはちょうどいい入り口です。

とはいえ、トレッキング初心者はまず何から始めればいいのか、登山とは何が違うのか、分かりにくい部分も多いはずです。

この記事では、トレッキング初心者の50代が知っておきたい基礎知識と、最初の一歩の踏み出し方をまとめました。

この記事でわかること

  • トレッキングと登山の違い
  • 50代がトレッキングから始めるメリット
  • トレッキング初心者が揃えるべき持ち物
  • トレッキングにおすすめの服装・靴
  • 50代夫婦で楽しむコースの選び方

トレッキングと登山は何が違う?

トレッキング初心者がまず整理しておきたいのが、登山との違いです。

舗装路・整備された道を歩く違い

登山は山頂を目指すことを目的とするのに対し、トレッキングは自然の中を長時間歩くこと自体を楽しむアクティビティです。

トレッキングのコースには舗装路や整備された遊歩道が含まれることも多く、岩場や鎖場のような技術を要する区間は基本的に含まれません。

低い山を歩く「低山登山」との違いが気になる方は、低山登山とは?もあわせて読むと、自分に合った活動がどちらか判断しやすくなります。

50代がトレッキングから始めるメリット

体力に不安があっても始めやすい理由

トレッキングは登山に比べて標高差が小さいコースを選びやすく、体力に自信がない50代でも始めやすいという特徴があります。

私たち夫婦も、いきなり登山からではなく、まず平坦な遊歩道でのトレッキングから体を慣らしていきました。

トレッキングで歩くこと自体に慣れておくと、その後に低山登山へステップアップする際の体力面での不安も減らせます。

また、トレッキングは膝や腰への負担が登山より小さいため、関節に不安がある50代でも取り組みやすい運動です。

無理に山頂を目指す必要がないので、その日の体調に合わせて途中で引き返す判断がしやすいのもメリットの一つです。

体力づくりという意味では、トレッキングを月に2〜3回続けるだけでも、階段の上り下りが楽になったと感じる人は少なくありません。

トレッキング初心者が揃えるべき持ち物

最低限の装備リスト

  • トレッキングシューズ(滑りにくく足首をサポートするもの)
  • 軽量なリュック(日帰りなら20L前後)
  • 動きやすいウェア(重ね着できるもの)
  • 飲み物・軽い行動食
  • 帽子・タオル

より本格的な登山にも使える持ち物まで確認したい方は、日帰り登山の持ち物リストを参考にしてください。

装備はトレッキング用軽量リュック20Lをamazonで見るのようなコンパクトなモデルから揃えると、普段使いにも流用しやすくなります。

トレッキングコースを歩く様子

トレッキングにおすすめの服装・靴

普段のスニーカーでもいいのか

舗装された遊歩道が中心の短いコースであれば、普段のスニーカーで歩けないわけではありません。

ただし土や砂利の未舗装路が含まれるコースでは、足首の保護とグリップ力の面でトレッキングシューズの方が安心です。

初めての1足には、履き慣れやすいトレッキングシューズ(初心者向け軽量モデル)をamazonで見るあたりから検討すると失敗しにくいです。

雨の日や川沿いのコースを歩く機会が多いなら、防水性のあるモデルを選んでおくと足元が濡れる心配が減ります。

登山靴とトレッキングシューズの違いが気になる方は、登山靴とトレッキングシューズの違いで詳しく解説しています。

実際にトレッキングシューズを選ぶ際の基準は、トレッキングシューズの選び方にまとめているので参考にしてください。

50代夫婦で楽しむコースの選び方

関東近郊の電車アクセス例

トレッキング初心者が最初のコースを選ぶ際は、駅から近く、舗装された遊歩道が整備されているエリアがおすすめです。

関東近郊であれば、高尾山の1号路や、湖畔・渓谷沿いの遊歩道など、電車でアクセスできるコースが豊富にあります。

具体的なエリア別のコースは関東の電車で行ける登山ガイドにまとめているので、トレッキングとしても活用できます。

最初は往復2〜3時間程度の短いコースから試し、慣れてきたら少しずつ距離を伸ばしていくと無理がありません。

トイレや売店が整備されているコースを選ぶと、初めてのトレッキングでも安心して歩けます。

平日であれば混雑も少なく、自分たちのペースでゆっくり歩けるので、時間の融通が利く50代にとっては大きなメリットです。

コースの下見として、事前に自治体や観光協会の公式サイトで最新の道路状況を確認しておくと、通行止めなどのトラブルを避けられます。

トレッキングの服装は季節でどう変える?

トレッキング初心者が失敗しやすいのが、天候や気温の変化に対応できる服装選びです。

重ね着(レイヤリング)の基本

トレッキングでは、汗をかいてもすぐに乾く速乾性のインナー、体温を保つミドルレイヤー、風や雨を防ぐアウターの3層で調整するのが基本です。

綿素材のTシャツは汗を吸うと乾きにくく、体を冷やす原因になるため、トレッキングにはあまり向いていません。

春・秋のトレッキングで注意すること

春や秋は朝晩と日中の気温差が大きいため、脱ぎ着しやすい上着を1枚持っておくと安心です。

夏場は熱中症対策として、通気性の良いウェアと帽子、こまめな水分補給を意識しましょう。

トレッキングを続けるとどんな効果がある?

トレッキング初心者の中には、体力づくりや健康維持を目的に始める方も多くいます。

自然の中を歩くことは有酸素運動になり、心肺機能の維持やストレス解消にもつながるといわれています。

私たち夫婦も、トレッキングを続けるようになってから、休日の過ごし方に会話が増え、夫婦の共通の趣味として楽しめるようになりました。

無理のないペースで続けることが、体力面でも気持ちの面でも長続きのコツです。

トレッキングから登山へステップアップするタイミング

トレッキングに慣れてきたら、次のステップとして低山登山への挑戦を考える人も多いはずです。

目安としては、往復3時間程度のトレッキングを疲れを感じずに歩き切れるようになった頃が、標高差のある低山登山へ移るタイミングです。

その際は、トレッキングシューズから登山靴への装備の見直しも必要になります。

ザックの容量も、日帰りトレッキング用の20L前後から、行動食や防寒着が増える登山用の25〜30Lへと見直すタイミングです。

焦ってステップアップする必要はありません。トレッキングを楽しめる期間が長くても、それは決して遠回りではないと考えてください。

トレッキングと登山・ハイキングの違い早見表

活動主な目的コースの特徴
ハイキング軽い運動・景色を楽しむ短時間・平坦な道が中心
トレッキング自然の中を歩くこと自体を楽しむ長時間・舗装路〜軽い未舗装路
登山山頂を目指す標高差が大きく技術も必要

よくある質問(FAQ)

トレッキング初心者は一人で始めても大丈夫ですか?

舗装された遊歩道が中心のコースであれば一人でも始めやすいですが、慣れないうちは家族や友人と一緒に歩くと安心です。

トレッキングにはどんな靴が必要ですか?

未舗装路を含むコースでは、足首をサポートし滑りにくいトレッキングシューズがおすすめです。舗装路が中心なら普段履きの靴でも問題ありません。

トレッキングと登山、どちらから始めるべきですか?

体力に不安がある方や、まず自然の中を歩く楽しさを知りたい方は、トレッキングから始めるのがおすすめです。慣れてきたら低山登山へ進みましょう。

トレッキングポールは初心者でも必要ですか?

平坦な遊歩道だけであれば必須ではありませんが、坂道や階段が多いコースでは膝の負担を減らせるため、あると安心です。

雨の日にトレッキングをしても大丈夫ですか?

小雨程度であれば実施できるコースもありますが、初心者のうちは無理をせず、悪天候の日は予定を変更する判断も大切です。

まとめ:トレッキングを始める3ステップ

  1. 舗装路が中心の短いコースを選び、まずは歩くことに慣れる
  2. トレッキングシューズと軽量リュックなど最低限の装備を揃える
  3. 疲れずに3時間程度歩けるようになったら低山登山へステップアップする

トレッキングは、登山ほど身構えなくても始められるアクティビティです。まずは近くの遊歩道から、気軽に一歩を踏み出してみてください。

小さな一歩の積み重ねが、やがて低山登山や本格的な登山への自信につながっていくはずです。今週末、近くの遊歩道を歩いてみませんか。

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