鍋割山の日帰り登山|大倉から二俣ルートの目安

丹沢山系の緑豊かな山並み 丹沢

大山には夫婦で登った経験がありますが、同じ丹沢山系にある鍋割山にはまだ足を運んだことがありません。

▶ 大山の全体像は「大山(丹沢)は50代でも登れる?小田急線で行く日帰りガイド」にまとめています。

名物の鍋焼きうどんがあると聞き、大山とはどう違うのか、50代夫婦でも歩けるコースなのかを調べてみました。

大山の経験を踏まえながら、鍋割山ならではの注意点を確認していきます。

この記事では、大倉から二俣を経由するルートの歩き方と、鍋割山荘の鍋焼きうどん情報について整理します。

体力面での不安を感じている方の参考になれば幸いです。

この記事でわかること

  • 鍋割山の基本情報と大山との違い
  • 大倉から二俣経由ルートの歩き方
  • 鍋割山荘の鍋焼きうどんが食べられる時間帯
  • 50代夫婦のペース配分と体力の目安
  • 下山後におすすめの温泉

鍋割山とはどんな山?

標高・コースタイムの目安は?

鍋割山は標高1273メートル、神奈川県の丹沢山系にある山で、大倉から入山するのが一般的なルートです。

大山と同じ丹沢山系に属していますが、登山口や特徴的な名物が異なるため、別の山として楽しみ方も変わってきます。

同じ丹沢でも山によってこれだけ特徴が変わるという発見も、丹沢山系を歩く楽しみのひとつです。

大倉から山頂を往復するコースは、距離にして約16キロメートル、コースタイムは6時間30分から7時間30分ほどが目安とされています。

大山の日帰りコースと比べると距離・時間ともに長く、丹沢山系の中でも歩きごたえのある山です。

項目鍋割山大山(参考)
標高1273m1252m
往復コースタイム約6時間30分〜7時間30分約6時間(大倉尾根等)
ケーブルカーなしあり(一部区間)
名物鍋焼きうどん豆腐料理

標高はほぼ同じでも、ケーブルカーの有無とコースタイムの長さから、鍋割山の方が体力的な負担は大きくなります。

50代夫婦に向いている山かどうかは?

コースタイムが長いため、大山を歩き慣れた方が次のステップとして挑戦するのに向いている山と言えます。

危険な岩場や鎖場は少ないものの、長時間の歩行になるため、事前の体力づくりと余裕のあるスケジュールが欠かせません。

大山では山頂までケーブルカーを使って体力を温存できましたが、鍋割山では登山口から山頂まで自分の足で歩き通す必要があります。

この違いを理解したうえで、当日のスケジュールに余裕を持たせることが、鍋割山を楽しむための第一歩です。

沢沿いの森を流れる渓流

大倉から二俣経由ルートはどう歩く?

水の歩荷(ボランティア)とは何?

二俣を過ぎたあたりに、鍋割山荘まで水を運ぶための「歩荷(ぼっか)」用のペットボトルが置かれている場所があります。

これは山荘の水を確保するためのボランティア活動で、参加は任意です。

歩荷に参加しなくても鍋焼きうどんは問題なく食べられるため、無理に参加する必要はありません。

体力に余裕がある場合は、山小屋を支える活動として少量のペットボトルを担いでみるのもひとつの経験になります。

大山では山頂の売店が少なく感じた経験がありますが、鍋割山荘のこうした取り組みを知ると、山小屋の存在をより身近に感じられます。

無理は禁物のため、自分の体力と相談しながら参加を判断してください。

こうした山小屋を支える仕組みを知っておくと、鍋割山荘への感謝の気持ちも自然と湧いてきます。

登山口へのアクセスは?

鍋割山への登山口は、小田急線・渋沢駅からバスで大倉バス停へ向かうのが一般的なアクセス方法です。

大山への行き方とは最寄り駅が異なるため、事前にルートを確認してから出発しましょう。

大倉バス停からは、舗装道路を経て西山林道に入り、二俣を経由して沢沿いの登山道を進みます。

林道歩きの区間が長いため、序盤は景色の変化が少なく感じるかもしれませんが、体を慣らす助走区間と捉えるとよいでしょう。

この区間で無理にペースを上げてしまうと、後半の登りで足が売り切れてしまうため注意が必要です。

二俣から先は本格的な登山道になり、後沢乗越を経て尾根道を鍋割山頂へと向かいます。

尾根道に入ると勾配が増していくため、ここからペースを落として無理のない歩き方に切り替えることが大切です。

鍋割山荘の鍋焼きうどんはいつ食べられる?

鍋割山荘の名物である鍋焼きうどんは、月曜日と金曜日が定休日となっています。

それ以外の平日は11時から、週末・祝日は10時から販売され、売り切れ次第終了となる点に注意が必要です。

曜日販売開始時間備考
月曜・金曜休業鍋焼きうどんの提供なし
平日(火〜木)11時〜売り切れ次第終了
土日祝10時〜登山者が多く早めに売り切れることも

確実に食べたい場合は、定休日を避けたうえで、できるだけ早い時間に山頂へ到着できるよう計画を立てることをおすすめします。

登山前に鍋割山荘の最新情報を確認しておくと、当日の混雑状況も含めて心構えができます。

大山でも山頂の混雑によって食事に時間がかかった経験がありますが、鍋割山の鍋焼きうどんも人気メニューのため、同様の心構えをしておくと安心です。

大倉バス停からの標準コースタイムを踏まえると、始発に近いバスで出発することが、確実に鍋焼きうどんへたどり着く近道になります。

鍋料理のイメージ

50代夫婦のペース配分と体力の目安

休憩タイミングはどう決める?

コースタイムが長い鍋割山では、1時間ごとに短い休憩を挟みながら歩くことをおすすめします。

大山の日帰りコースよりも行動時間が長くなるため、こまめな水分・行動食補給が欠かせません。

特に夏場は熱中症のリスクも高まるため、林道歩きの区間から意識してこまめに水分を取るようにしましょう。

休憩のたびに靴紐の締め具合を確認することも、長時間歩行での足へのトラブルを防ぐポイントです。

標準タイムの何倍を見積もればよい?

50代夫婦で歩く場合、標準コースタイムの1.2倍から1.3倍程度を見積もっておくと、余裕を持った計画になります。

大山では山頂のベンチで休憩しながら食事をした経験がありますが、鍋割山でも同様に、山頂でゆっくり休める時間を確保しておくと安心です。

下山時刻から逆算してスケジュールを組み、暗くなる前にバス停まで戻れるよう計画することも大切です。

特に日が短い季節は、下山開始時刻を早めに設定しておくことをおすすめします。

大山でも夕方に近づくにつれ気温が下がっていく経験をしているため、防寒着を1枚多めに持っておくと安心です。

下山後の温泉はどこがおすすめ?

鍋割山の下山後は、渋沢駅周辺や大倉周辺の日帰り温泉に立ち寄るのがおすすめです。

長時間の歩行で疲れた足腰を、温泉でゆっくり癒やしてから帰路につくとよいでしょう。

大山登山の後も温泉施設を利用した経験がありますが、長時間歩いた日ほど、温泉に浸かることで翌日の疲労感が大きく変わると実感しています。

大山登山向けの服装や持ち物の考え方は「大山の服装と持ち物|50代が季節ごとに揃えるウェア術」でも紹介しており、鍋割山の準備にも参考になります。

特に季節ごとの重ね着の考え方は丹沢山系全体で共通するため、大山用に揃えた装備をそのまま活用できます。

よくある質問|鍋割山登山

鍋割山は初心者でも登れますか?

危険な岩場は少ないものの、コースタイムが長いため、低山ハイキングにある程度慣れてから挑戦することをおすすめします。大山などで体力の目安をつかんでから臨むと安心です。

鍋焼きうどんは予約できますか?

鍋割山荘の鍋焼きうどんは予約制ではなく、当日先着順の販売です。売り切れ次第終了となるため、できるだけ早い時間の到着を目指すとよいでしょう。

駐車場はありますか?

大倉には登山者向けの駐車場が整備されています。ただし週末や紅葉シーズンは満車になりやすいため、公共交通機関の利用も選択肢に入れておくと安心です。

大山とどちらが登りやすいですか?

大山はケーブルカーを使えば比較的短時間で山頂に立てますが、鍋割山は往復16キロメートルの歩行が必要です。体力に自信がない場合は、まず大山で足慣らしをしてから鍋割山に挑戦する順番がおすすめです。

まとめ:鍋割山を50代で楽しむ3ステップ

  1. 大倉から二俣経由ルートのコースタイムを把握しておく
  2. 鍋焼きうどんの定休日と販売時間を確認してから出発する
  3. 標準タイムの1.2〜1.3倍を見積もり、余裕を持って歩く

鍋割山は、大山を歩き慣れた50代夫婦が次に挑戦するのにちょうどよい丹沢の山です。

高尾山の次に登りたい関東の低山を探している方は「50代の次の山選び|高尾山の次に登りたい関東の低山おすすめ7選【売店・ケーブルカー有無で比較】」もあわせてご覧ください。

大山で培った経験を活かしつつ、少し長めの行動時間に挑戦することで、丹沢山系の楽しみ方がさらに広がります。

今回紹介したポイントを参考に、名物の鍋焼きうどんを目標に無理のない計画を立ててみてください。

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