八幡平温泉館森乃湯の料金は?スキー場から徒歩8分

庭園に面した温泉 全国

八幡平で滑った帰り、あるいは山を歩いた帰りに、着替えを持って寄れる日帰り温泉があります。八幡平温泉郷にある森乃湯です。

この記事では森乃湯の料金と営業時間、泉質と浴場の設備を公式の案内にあたって整理します。スキー場から歩いて何分かも、編集部で実際に距離を測りました。

この記事でわかること

  • 八幡平温泉館 森乃湯の入浴料金と営業時間
  • 見落としやすい定休日と最終受付の時刻
  • 泉質と、浴場にそろっている設備
  • 八幡平リゾートのスキー場から歩いた距離
  • スキーや登山のあとに寄るときの段取り
庭園に面した温泉

森乃湯の基本情報

項目内容
施設名八幡平温泉館 森乃湯
所在地岩手県八幡平市八幡平温泉郷
入浴料(大人・12歳以上)600円
入浴料(小人・12歳未満)300円
営業時間10時00分〜20時00分(受付は19時00分まで)
定休日毎月第3金曜日

大人600円という料金は、宿の日帰り入浴と比べると手ごろな部類です。家族4人で入っても大人2人と子ども2人なら1,800円に収まります。

料金と時間は森乃湯の公式ページで公表されています。改定されることがあるので、出発前に確認してください。

いつ行くと入れないのですか?

森乃湯で注意したい時刻と曜日は2つあります。

受付は19時で締まる

閉館は20時ですが、入浴の受付は19時までです。20時までに着けば入れると考えていると、玄関で断られます。

冬のスキー場はナイター営業がない日も多く、夕方に滑り終えて寄る人が重なります。滑り終える時刻を決めるときは、19時の受付から逆算してください。

毎月第3金曜日は休み

定休日は毎月第3金曜日です。曜日で固定されているため、月によって日付が変わります。

金曜日に休みを取って連休にする計画だと、ちょうど第3金曜日に当たることがあります。旅程を組んだら、その月の第3金曜日が何日かをカレンダーで確かめておくと安心です。

木の湯船

泉質と浴場の設備

泉質は単純硫黄温泉で、公式では「硫化水素型/低張性弱酸性高温泉」と表記されています。硫黄の香りがする湯で、八幡平らしい火山の温泉です。

浴場は男女別の大浴場で、次の設備がそろっています。

  • 全身浴
  • 寝湯
  • 水風呂
  • サウナ
  • 露天風呂

寝湯とサウナ、水風呂までそろった構成は、日帰り施設としては幅が広いほうです。短時間で温まって帰るだけでなく、時間をかけて体を休める使い方ができます。

硫黄泉は、銀のアクセサリーが変色しやすい湯です。指輪やネックレスは外してから入ってください。

硫黄の香りは、湯から上がったあとも髪や肌にしばらく残ります。車内や帰りの電車でにおいが気になる人は、上がる前に髪をよく洗い流しておくと気になりにくくなります。タオルも袋に分けて持ち帰ると、ほかの荷物に香りが移りません。

スキー場から歩いて行けますか?

行けます。編集部で八幡平リゾートのパノラマスキー場から森乃湯までを測ったところ、627m・徒歩約8分でした。

標高はスキー場の下部が約545m、森乃湯が約520mで、帰り道はゆるやかに下ります。スキー靴のまま歩く距離ではないので、靴を履き替えてから向かってください。

私がこの距離を見て最初に思ったのは、車を動かさずに湯に入れるという気楽さです。冬の高原では、滑り終えたあとに凍った駐車場で車を出す作業がひとつ減るだけで、帰りの疲れ方がかなり違います。

八幡平にはパノラマと下倉のほか、県境の反対側にも別のスキー場があります。どのスキー場を指しているかで森乃湯までの距離がまったく変わるので、施設の違いは八幡平のスキー場の記事で確かめてください。

湯面に渡した木

スキーや登山のあとに寄る段取り

運動のあとに温泉へ入るときは、順番を少し工夫すると体への負担が減ります。

  1. スキー場や登山口で、濡れた服を乾いた服に着替えておく
  2. 温泉へ向かう前に水分をとる
  3. 受付の19時に間に合う時刻に移動を始める
  4. 入浴はかけ湯から始め、いきなり熱い湯や露天に入らない
  5. サウナと水風呂を使う場合は、疲れ具合を見て回数を控えめにする

滑ったあとや歩いたあとは、自覚している以上に汗をかいて水分が抜けています。サウナを使うなら、その前に水を飲んでおいてください。

寝湯で体を横にできるのは、脚を使った日にはありがたい設備です。ふくらはぎを湯に沈めて休ませると、帰りの運転で脚が張りにくくなります。

季節ごとの使い方

時期森乃湯の使い方
冬(12月〜3月)スキーのあとに寄る。受付19時に注意
春(4月〜5月)残雪の山歩きや春スキーの帰りに寄る
夏(6月〜8月)八幡平の湿原を歩いた帰りに汗を流す
秋(9月〜10月)紅葉を見たあとに冷えた体を温める

八幡平は火山と豪雪がつくった地形が広がる場所で、十和田八幡平国立公園の一部です。季節によって見どころが大きく変わり、湯に入る理由もそれに合わせて変わります。公園の成り立ちは環境省の十和田八幡平国立公園のページで紹介されています。

秋の八幡平は山頂付近の紅葉が早く、9月下旬から色づき始めます。見頃と歩き方は八幡平の紅葉の記事にまとめました。

東屋から見る緑

八幡平のほかの温泉とどう選びますか?

八幡平には、標高の違う場所に温泉が点在しています。高い場所の一軒宿ほど雰囲気はありますが、日帰りの受付時間が短かったり、冬は道路の事情で行けなかったりします。

森乃湯の強みは、標高520mほどの温泉郷にあり、スキー場から歩ける距離にあることです。受付が19時までと遅めなので、滑ったあとや下山が遅れた日でも間に合わせやすい施設です。

高い場所の湯を含めた選び方は八幡平の温泉の記事で比べています。天気や道路の状況で予定が変わりやすい季節ほど、森乃湯のような入りやすい湯を候補に残しておくと計画が崩れにくくなります。

湯口と木のベンチ

湯から上がったあとに冷えないために

冬の八幡平で温泉に入ったあと、いちばん困るのは外に出た瞬間の冷えです。湯で開いた体は、雪の上の空気に触れると急に熱を失います。

髪は脱衣所でしっかり乾かしてから外に出てください。濡れた髪のまま雪道を歩くと、せっかく温まった体が数分で冷えます。

上がる直前に熱い湯へ入り直すのも逆効果になりがちです。汗をかいたまま外に出ると、汗が冷えて体温を奪います。最後はぬるめの湯で整え、汗が引いてから着替えるほうが帰りの体が楽です。

車に戻ったら、エンジンをかけて車内が温まるまで少し待ってから走り出してください。凍った窓を急いで削りながら発進するより、安全に帰れます。

持っていくと困らないもの

  • タオル。持参すると受付でのやりとりが少なく済む
  • 替えの靴下。スキー靴や登山靴で湿った靴下のまま帰らない
  • 飲み物。運動のあとの入浴は想像以上に水分を使う
  • 保湿のためのクリーム。硫黄泉と冬の乾いた空気で肌が乾きやすい
  • 小さな袋。濡れたウェアを分けて持ち帰る

施設で貸し出しや販売をしているものもありますが、何がそろっているかは時期によって変わります。着替えとタオルだけは自分で持っておくと、どんな日でも困りません。

雪の季節に車で向かうとき

八幡平温泉郷は雪の多い地域です。冬に車で向かうなら、スタッドレスタイヤは前提と考えてください。

スキー場と温泉のあいだは短い距離ですが、日が傾くと路面が凍り始めます。滑り終えてから温泉に入り、暗くなってから高原の道を下る流れは、雪道に慣れていない人ほど避けたほうが安全です。

帰りが遅くなりそうな日は、温泉の滞在を短くするか、翌日に分ける判断もあります。受付が19時までと遅いぶん、無理に詰め込まずに済むのが森乃湯の使いやすさです。

よくある質問|森乃湯

森乃湯の入浴料はいくらですか?

大人(12歳以上)600円、小人(12歳未満)300円です。

何時まで入れますか?

営業は20時までですが、受付は19時で終わります。19時を過ぎると入浴できません。

定休日はいつですか?

毎月第3金曜日です。月によって日付が変わるので、カレンダーで確認してください。

サウナや露天風呂はありますか?

あります。男女別の大浴場に、全身浴・寝湯・水風呂・サウナ・露天風呂がそろっています。

スキー場から歩いて行けますか?

八幡平リゾートのパノラマスキー場からは、編集部の計測で627m、徒歩約8分でした。

まとめ|森乃湯に入る前に確かめること

  1. 受付の19時に間に合わせる。閉館の20時ではなく受付終了から逆算する
  2. 毎月第3金曜日を避ける。曜日固定の定休日で、月ごとに日付が変わる
  3. スキー場から歩くなら靴を履き替える。パノラマスキー場から627m、徒歩約8分

森乃湯は、大人600円で寝湯とサウナまで使える、八幡平で運動したあとの受け皿になる温泉です。受付時刻と定休日さえ押さえておけば、スキーの日にも山歩きの日にも組み込めます。

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