熱海梅園の見頃は早咲きの梅が咲く1月下旬から、園全体が咲きそろう2月中旬から下旬が目安です。熱海梅園は「日本一早咲きの梅」として知られ、熱海市によると毎年11月中旬から12月上旬に最初の花が咲きます。梅まつりは2026年に1月10日から3月8日まで開かれ、2027年は1月9日から3月7日までの予定です。
熱海梅園の梅は早咲き、中咲き、遅咲きの順に花を開くので、2か月近く花を楽しめます。この記事では熱海市と熱海市観光協会の資料から、入園料や行き方、梅まつりの催しを整理し、気象庁の記録と合わせて出かける時期の目安をまとめました。

熱海梅園とはどんな場所か
熱海市の梅園のページから、基本の情報を書き出しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県熱海市梅園町8-11 |
| 開園 | 明治19年(1886年) |
| 梅の本数 | 60品種・469本(樹齢100年を超える古木を含む) |
| 最初の花 | 毎年11月中旬〜12月上旬 |
| 入園料 | 通常は無料。梅まつりの期間の8時30分〜16時は有料 |
| ペット | 可(リードを外さない、ふんを持ち帰る) |
| 問い合わせ | 梅園維持管理室 0557-86-6218 |
梅の本数は469本で、ほかの有名な梅林と比べると多くはありません。熱海梅園の特徴は本数より、60品種もの梅が少しずつ時期をずらして咲くことにあります。園内には梅見の滝や梅園五橋、梅園七名木、6基の記念碑が点在し、韓国庭園や中山晋平記念館、澤田政廣記念美術館もあります。
梅まつりの入園料と2026年の無料化
熱海市観光協会の梅まつりのページによると、第82回熱海梅園梅まつり(2026年1月10日〜3月8日)の入園料は次のとおりでした。有料になるのは8時30分から16時までです。
| 区分 | 入園料 |
|---|---|
| 一般 | 300円 |
| 団体(11名以上) | 1人200円 |
| 熱海市民・市内の宿泊者・湯河原町民 | 100円 |
| 中学生以下 | 無料 |
2026年は2月25日から入園料が無料になりました。梅まつりは3月8日まで続いたので、最後の12日間は無料で入れたことになります。早咲きの梅が見頃を過ぎると、料金を取らずに開放する形です(推測)。花の量よりも人の少なさを優先するなら、梅まつりの終わりの時期を選ぶのも一つの方法です。
湯河原町民も熱海市民と同じ100円で入れます。熱海ととなり合う湯河原には幕山公園の湯河原梅林では梅の宴が2月上旬に始まります。1月に始まる熱海梅園の梅まつりより1か月ほど遅い日程です。

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| 出発地 | 行き方 | 所要時間 |
|---|---|---|
| JR熱海駅 | 1番乗り場から「梅園・相の原方面行き」バスで「梅園」下車、徒歩約2分 | バス約15分 |
| JR来宮駅 | 徒歩 | 約10分 |
| JR熱海駅 | タクシー | 約10分 |
来宮駅は熱海駅からJR伊東線で1駅、約3分です。国土地理院の地図で標高を確かめると、来宮駅は71m、梅園の中ほどは107mで、駅から梅園までは36mほどの上りになります。地図上の直線距離は約0.6kmなので、道のりの坂はゆるやかです(推測)。バスは梅まつりの期間に臨時便が増便されました。
車で行く場合の駐車場
梅園の駐車場は約100台で、梅まつりの期間は1月1日から3月8日まで8時30分から16時30分に開いていました。料金は普通車700円、バイク300円、自転車100円です。入口と出口は県道11号のコンビニエンスストアの側にあります。週末は満車になりやすいので、電車とバスを使うと待ち時間を減らせます。

梅まつりの催し
2026年の梅まつりでは次のような催しが毎日、または日曜・祝日に開かれました。
- 大道芸(ジャグリング、ヨーヨー、猿回し):毎日10時〜15時、中央広場と展望台
- 甘酒と梅茶のふるまい:日曜・祝日、甘酒は10時から、梅茶は13時から、各先着200名
- 電動カートの貸し出し:毎日10時〜15時、1時間1,000円(雨天中止)
- 熱海まちあるきガイドの会の無料ガイド:毎日10時〜14時、正面入口
電動カートがあるのは園内に坂や段差があるためです。足に不安のある人と一緒に出かけるなら、カートを借りて回ることもできます。剣舞や芸妓衆の踊りなど一部の催しは天気の予報が悪い日に中止になりました。

見頃の年ごとのずれ
熱海梅園の開花の記録は公開されていないため、気象庁が梅の開花を観測している静岡の記録を見ました。気象庁の生物季節観測累年表の2016年から2025年までの10年間で、静岡の梅の開花の平均は1月16日、最も早い年は2024年の1月9日、最も遅い年は2025年の1月27日でした。平年値(1991〜2020年)は1月17日です。
静岡の開花は観測している1本の木の咲き始めの日です。熱海梅園は早咲きの品種が11月から咲き始めるので、静岡で梅が咲くころにはすでに花の多い時期に入っています(推測)。中咲きと遅咲きの品種が咲く2月中旬まで見頃が続くと考えると、梅まつりが1月上旬に始まり3月上旬に終わる日程とも合います(推測)。
2025年の開花の記録
熱海市観光協会は2025年の梅アルバムで、園内の咲き具合を1月11日から3月1日まで記録していました。主な日付を抜き出すと次のとおりです。
| 日付(2025年) | 園全体の咲き具合 | 品種の咲き分け |
|---|---|---|
| 1月11日 | 一分咲き未満(例年より遅れ) | ― |
| 1月30日 | 二分咲き | 早咲き三分、中咲き・遅咲き一分未満 |
| 2月4日 | 三分咲き | 早咲き四分、中咲き一〜二分 |
| 2月7日・9日 | 三〜四分咲き | 早咲き五分、中咲き二分、遅咲き一分未満 |
| 2月16日 | 見頃 | ― |
| 3月1日 | 見頃が続く | ― |
2025年は静岡の梅の開花が1月27日で、10年の中で最も遅い年でした。その年でも熱海梅園は2月16日に園全体が見頃に入り、3月1日まで見頃が続いています。早咲きから遅咲きへ順に咲く様子が数字で見え、1月の終わりはまだ早咲きの梅だけの時期でした。開花の早い年は見頃が2月上旬に早まると考えられます(推測)。
目的に合わせた出かける時期
ここまでの記録をもとに目的ごとの時期を整理しました。早咲きの梅の最初の花を見たいなら11月中旬から12月上旬、梅まつりの催しを楽しみたいなら1月中旬から2月の週末、園全体の花の量を重視するなら2月中旬から下旬が目安です。人の少なさと入園料の安さを選ぶなら、2026年のように無料になった梅まつりの終わりの時期が候補になります。どの時期も年によって1〜2週間はずれるので、出かける前に観光協会の開花情報を見ておきます(推測)。
冬の熱海の暖かさ
熱海市内では気象庁が網代(標高67m)で観測しています。平年値(1991〜2020年)は次のとおりです。
| 月 | 平均気温 | 日最高気温 | 日最低気温 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 7.0℃ | 10.7℃ | 3.9℃ |
| 2月 | 7.4℃ | 11.3℃ | 4.0℃ |
| 3月 | 10.1℃ | 14.2℃ | 6.6℃ |
1月と2月でも朝の平均気温は4℃前後で、氷点下まで下がる日は多くありません。熱海梅園で梅が11月から咲き始めるのはこの暖かさがあるためと考えられます(推測)。梅園は網代より40mほど高い谷の中にあり、日の当たらない時間帯は少し冷えるので、薄手の上着を1枚持っておくと安心です。

熱海梅園を歩くときの注意
- 梅まつりの期間の8時30分〜16時は入園料がかかる(一般300円)
- 2026年は2月25日から無料になった。終わりの時期は人も少なめ
- 園内は谷の中の坂道。足に不安があれば電動カートを借りられる
- 駐車場は約100台。週末は電車とバスが確実
- 11月中旬から12月上旬は紅葉の名所。梅と紅葉で2度楽しめる
熱海梅園は「日本一遅い紅葉」の名所でもあります。2026年の熱海梅園もみじまつりは11月14日から12月6日までで、約380本のカエデが色づき、毎日16時30分から21時までライトアップされます。期間中は入園無料です。2025年は11月22日ごろに見頃に入り、12月6日ごろにピークを過ぎました。早咲きの梅の最初の花が咲くのも同じ11月中旬から12月上旬なので、運が良ければ紅葉と梅を一度に見られます(推測)。伊豆の山を歩くなら天城山、小田原の梅林なら曽我梅林も紹介しています。


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