三浦海岸の河津桜の見頃はいつ?駅から1kmの桜並木

The rapid limited express 2100 train that runs between Miura 季節特集

三浦海岸の河津桜の見頃は2月中旬から下旬が目安です。京急線の三浦海岸駅から小松ヶ池公園までの線路沿い約1kmに約1,000本の河津桜が植えられ、足元の菜の花と一緒に咲きます。2026年の第22回三浦海岸桜まつりは2月5日から3月3日まで開かれました。

桜並木のすぐ横を赤い京急の電車が走り抜けるのが三浦海岸ならではの景色です。この記事では桜まつりの公式サイトと京急電鉄の発表から開催の様子と植樹の経緯を整理し、駅から公園までの距離と高さ、本家の河津町や松田山との時期の違いをまとめました。

線路沿いに咲く河津桜の横を走る赤い京急の電車
三浦海岸駅の近くの河津桜と京急の電車(2019年3月)(写真:MaedaAkihiko / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons)

三浦海岸桜まつりの基本の情報

京急電鉄の発表と桜まつりの公式サイトから、2026年のまつりの情報を書き出しました。

項目内容
会場京急線 三浦海岸駅〜小松ヶ池公園の線路沿い(約1km)
河津桜の本数約1,000本(線路沿いに菜の花も咲く)
2026年の期間2月5日〜3月3日(第22回)
2025年の期間2月5日〜3月9日
来場者例年30万人前後
入場料なし(線路沿いの道を歩いて見る)
主催三浦海岸まちなみ事業協議会 三浦海岸桜まつり運営委員会
問い合わせ三浦市観光協会 046-888-0588

京急電鉄によると、まつりの期間は駅前に三浦の特産品などを買えるテント村が設けられます。2025年の期間は3月9日まで、2026年は3月3日までで、同じ2月5日に始まっても終わりは年によって6日違いました。花の進み具合に合わせて終わりの日が決まる形です(推測)。

100本の苗木から1,000本の並木へ

公式サイトには三浦海岸に河津桜が植えられた経緯が書かれています。年表にまとめました。

時期できごと
平成9年(1997年)三浦海岸まちなみ事業協議会ができる
平成10年(1998年)の暮れ駅前広場のイルミネーションに使った桜の大木が評判になり、河津桜を植える構想が生まれる
平成11年度(1999年度)約100本の苗木を植える
その後約200本の寄贈を受け、小松ヶ池公園に植える
平成15年(2003年)桜まつりが始まる
現在駅から小松ヶ池公園までの約1kmに約1,000本

最初の100本から20年あまりで10倍に増えた並木です。植樹は地元の協議会が始めたもので、観光名所として計画された公園とは成り立ちが違います。線路沿いの細長い土地に植えられているので、桜を見ながら歩く道そのものが会場になっています。

淡いピンクの河津桜の花と若葉
三浦海岸駅の近くで撮影された河津桜の花(3月上旬)(写真:pcs34560 from jawp This photo was taken with Canon EOS 6D / Public domain / Wikimedia Commons)

三浦海岸駅から小松ヶ池公園までの道

神奈川県観光協会は三浦海岸駅から線路沿いを三崎口駅の方へ歩いて、小松ヶ池公園まで徒歩約15分と案内しています。国土地理院の地図で確かめると、三浦海岸駅の標高は9m、小松ヶ池公園は17mで、高さの差は8mほどです。駅と公園の間の直線距離は約1.1kmでした。

1kmあまり歩いて8mしか上らないので、坂を気にせず歩ける平らな道です。足に不安のある人でも桜を見ながら15分ほどの散歩で公園まで行けます。帰りに三浦海岸駅へ戻らず、さらに先の三崎口駅(標高42m)まで歩くと上りが増えるので、帰りは同じ道で三浦海岸駅に戻るほうが楽です(推測)。花を見たり写真を撮ったりしながら歩くと片道30分ほどかかり、往復と公園での休憩を入れて1時間半ほど見ておくと慌てずに回れます(推測)。

車で行くときの注意

公式サイトは会場の周りに駐車場が少なく毎年渋滞が起きるとして、電車で来るよう強く呼びかけています。2026年はまつりの前の1月21日に公共交通機関の利用のお願い、2月20日に三連休の来場についての案内を出していました。公式サイトの「6つのお願い」は次のとおりです。

  • 電車で来る
  • 車の通行に気を付ける
  • 道路の上やフェンスに上って写真を撮らない
  • 路上に車を停めない
  • 植え込みに入らない
  • ごみは持ち帰る
桜の模様で飾られた三浦海岸駅の駅名の看板
桜まつりの期間の三浦海岸駅の看板(2019年2月)(写真:KQuhen / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons)

2026年の京急のキャンペーン

京急電鉄は桜まつりに合わせて「三浦海岸河津桜2026キャンペーン」を2月11日から3月3日まで開きました。発表に書かれた主な取り組みは次のとおりです。

取り組み内容
桜装飾列車桜で飾った列車を運行
バスの装飾「KEIKYU OPEN TOP BUS MIURA」を桜で装飾
開花状況京急電鉄のホームページでライブ配信
スタンプラリー京急オリジナルデザインのドロップがもらえる
お迎え式2月15日、三浦海岸駅の改札外の広場

三浦半島を電車とバスで回るなら、2日間の乗車券に食事券などが付いた京急の「三浦半島まるごときっぷ」もあります。エリアは三崎、横須賀、葉山の3つから選べ、三崎のエリアの「みさきまぐろきっぷ」なら桜を見たあとに三崎港へ足を延ばせます。料金は出発する駅と買い方で変わります。

夜にライトアップされた河津桜の横を走る電車の光
ライトアップされた河津桜と京急の電車(2019年3月)(写真:MaedaAkihiko / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons)

本家の河津町や松田山との時期の違い

河津桜の名所は静岡県の河津町、神奈川県の松田山(西平畑公園)、三浦海岸がよく比べられます。2026年のまつりの日程を並べました。

名所2026年のまつり補足
三浦海岸2月5日〜3月3日線路沿い約1kmに約1,000本
松田山(西平畑公園)2月7日〜3月1日開花が早く当初の予定より1週間短縮
河津町2月7日〜3月8日2月13日に見頃を宣言

3か所とも2月上旬に始まり、終わりは3月上旬でした。本数で比べると、河津町は河津川沿いに約850本、町全体で約8,000本、松田山の西平畑公園は早咲きの桜260本です。三浦海岸の約1,000本は河津川沿いの本数を上回り、1kmの線路沿いにまとまって並ぶので、短い距離で多くの花を見られます。三浦海岸のまつりは3か所の中で最も早い2月5日に始まっています。三浦半島は海に囲まれて冬も暖かい土地なので、河津町に近い時期に咲くと考えられます(推測)。河津町の様子は河津桜の記事、松田山は松田山の河津桜の記事で紹介しています。

2026年の冬は記録的に早かった

気象庁の生物季節観測累年表を見ると、横浜の梅の開花は2026年が1月13日で、観測を始めてから最も早い記録でした。平年(1991〜2020年)の2月1日より19日早く、2016年から2025年までの10年で最も早かった2024年の1月15日よりもさらに2日早い日付です。

梅と河津桜は種類が違いますがどちらも寒い時期に咲く花です。2026年に松田山のまつりが短くなり、三浦海岸のまつりも3月3日で終わったのはこの冬の早い春の訪れと重なります(推測)。出かける年が暖かい冬なら、2月中旬より前に見頃が来ると考えておくと外しにくくなります。最新の咲き具合は三浦市観光協会のSNSで発信されています。

高架の三浦海岸駅の駅舎と駅前の広場、右手に咲く河津桜
三浦海岸駅の駅舎と駅前の河津桜(2021年2月下旬)(写真:東経待機 / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons)

三浦半島の山歩きと合わせる

三浦海岸の桜並木は平らで短い道なので、花見だけなら1時間ほどで回れます。歩き足りない人は三浦半島の低山と組み合わせる計画もできます。京急線で北へ戻る途中には三浦アルプスがあり、逗子から鎌倉へ足を延ばせば鎌倉アルプスも歩けます。どちらも冬でも雪の心配が少ない山で、2月の山歩きに向いています(推測)。

駅の名前のとおり、三浦海岸駅の東には東京湾に面した砂浜の三浦海岸が広がっています。桜並木は駅から南西へ線路沿いに延びているので、海は桜とは反対の方向です。桜を見たあとに海辺まで歩き、冬の澄んだ空気の中で房総半島の方を眺めて帰る回り方もあります(推測)。

冬の晴れた日の三浦海岸の砂浜と海
2月の三浦海岸(2010年2月)(写真:Aimaimyi / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons)

三浦海岸の河津桜を見に行くときの注意

  • 会場の周りは駐車場が少ない。京急線で三浦海岸駅へ
  • 駅から小松ヶ池公園まで約1km・徒歩約15分。高さの差は8mほど
  • 線路沿いの道は車も通る。道路の上やフェンスに上って撮影しない
  • 例年30万人前後が訪れる。週末を避けるとゆっくり歩ける
  • 暖かい冬は見頃が早まる。三浦市観光協会のSNSで直前に確認

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