50代の次の山選び|高尾山の次に登りたい関東の低山おすすめ7選【売店・ケーブルカー有無で比較】

曇り空の下、山道が続く関東の低山風景 アウトドア

50代の次の山選び|高尾山の次に登りたい関東の低山おすすめ7選【売店・ケーブルカー有無で比較】

「高尾山には登れた。次はどこに行こう?」——そう感じる50代の方に向けて、ケーブルカー・山頂売店の有無で選べる関東の低山7座を、筆者の大山登山体験を交えてまとめました。

高尾山ハイキングを楽しめた次は、もう少し歩きごたえのある山に挑戦したい——でも、いきなり北アルプスや富士山は不安。そんな50代の登山中級志望者が選びやすいのが「関東の低山(標高1,500m以下)」です。

とはいえ低山も「ケーブルカーが使えるか」「山頂で温かい食事が取れるか」「累積標高はどれくらいか」で難易度が大きく変わります。本記事では、筆者が実際に登った大山(神奈川)の体験を含め、50代が無理なく楽しめる関東の低山7座を、施設の有無まで踏み込んで比較します。

この記事でわかること

  • 50代が次の山を選ぶときに見るべき3つの軸
  • 関東のおすすめ低山7座と、それぞれの施設・所要時間
  • 高尾山と「次の山」の違い(売店・ケーブルカー・登山道)
  • 50代向けの装備チェックリスト
    1. この記事でわかること
  1. 高尾山の次に登る山を選ぶ前に|50代が押さえたい3つの軸
    1. 軸1:ケーブルカー・ロープウェイの有無
    2. 軸2:山頂の売店・茶屋の有無
    3. 軸3:累積標高差と所要時間
  2. 筆者の体験談|大山に登って気づいた「高尾山との違い」
  3. 50代におすすめの関東の低山7選【高尾山の次に】
    1. 1. 弘法山(神奈川県)|駅近・桜・温泉つきで初挑戦に最適
    2. 2. 鎌倉アルプス(神奈川県)|街と歴史と自然のいいとこ取り
    3. 3. 御岳山(東京都)|ケーブルカー+宿坊街で楽々
    4. 4. 筑波山(茨城県)|関東唯一の百名山、ケーブルカー&ロープウェイ完備
    5. 5. 大山(神奈川県)|筆者おすすめ|信仰の山で空気が変わる
    6. 6. 陣馬山(東京都・神奈川県)|山頂茶屋と白馬像、高尾山から縦走も
    7. 7. 金時山(神奈川県・静岡県)|富士山絶景の「金太郎の山」
  4. 一目でわかる|関東の低山7座 比較表
  5. 50代向け|関東の低山に登るときの装備チェックリスト
  6. よくある質問(FAQ)
    1. 高尾山の次に登る山として、最初に選ぶならどこですか?
    2. 山頂に売店がない山は、何を持参すればいいですか?
    3. 50代でも単独(ソロ)で登っても大丈夫ですか?
    4. 膝が痛くなりやすいのですが、登る前にできる対策は?
    5. どの山も初心者向けと書かれていますが、本当に大丈夫ですか?
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  8. まとめ|「次の山」の正解は、自分の体力と相談すること

高尾山の次に登る山を選ぶ前に|50代が押さえたい3つの軸

高尾山が登りやすい最大の理由は、ケーブルカーがあり、山頂に売店・トイレが整い、登山道が舗装路に近い区間も多いことです。「次の山」を選ぶときは、この3点が変わるかどうかをまず確認しましょう。

軸1:ケーブルカー・ロープウェイの有無

関東の低山でも、ケーブルカーがあれば登りの累積標高を半分以下に減らせる山が複数あります。膝に不安がある方や、登り3時間が厳しいと感じる50代には、ケーブルカー利用を前提に山を選ぶのが現実的です。下りだけ歩く、というスタイルも有効です。

緑の山を走るケーブルカー

軸2:山頂の売店・茶屋の有無

高尾山の山頂には複数の売店があり、そばや甘酒、おでんが食べられます。これは想像以上に楽な要素で、水・行動食を多く担がなくて済むのが大きな利点です。一方、関東の低山には「山頂に売店ゼロ」のところも多く、その場合はおにぎりや行動食を自分で持ち上げる前提になります。荷物の重さが体力消耗に直結する50代こそ、ここの差は大きいです。

軸3:累積標高差と所要時間

標高そのものよりも「累積標高差(登りの合計)」と「コースタイム」を確認しましょう。高尾山の稲荷山コースの累積標高は約400m。次の山を選ぶときは、まずは500〜700m程度のコースから始め、徐々に上げていくのが安全です。1日のコースタイムは、休憩込みで5〜6時間以内に収まるルートを推奨します。


筆者の体験談|大山に登って気づいた「高尾山との違い」

山頂の木製ベンチ

筆者自身、高尾山の次に登った関東の低山が「大山(おおやま・神奈川県伊勢原市)」でした。だいぶ前のことなので細かいルートは覚えていませんが、山頂で印象に残ったのは「ベンチに座ってご飯を食べた」という光景です。

そして、何より「高尾山と違って、山頂には売店がなかった」ことを覚えています。高尾山の山頂は売店が並び、観光地の延長のような賑やかさがありますが、大山の山頂は阿夫利神社本社(おおやまあふりじんじゃほんしゃ)と参拝者のためのベンチがあるだけで、空気がぐっと「山」に変わります。

この違いから50代の方に伝えたい教訓は2つです。

  1. 食料と飲み物は事前に下で買う(または下社で)。山頂で買う前提だと困ります。
  2. 「山頂で何分過ごすか」を想定する。売店がないと長居しにくいので、ベンチで休む時間を含めて行程を組みましょう。

大山には麓からケーブルカー(大山ケーブル駅→阿夫利神社駅=下社)が通っており、下社までは観光客も多く売店・茶屋もあります。本格的な登山区間は、下社から山頂まで徒歩で約90分。ここからは石段と岩混じりの登山道で、高尾山の1号路(舗装路)とは別物です。「これが本物の登山か」と背筋が伸びる、ちょうど良いステップアップ先でした。


50代におすすめの関東の低山7選【高尾山の次に】

ここからは、上記の3軸(ケーブルカー/売店/累積標高)を踏まえて選んだ7座を紹介します。難易度は基本的に易→難の順で並べました。

1. 弘法山(神奈川県)|駅近・桜・温泉つきで初挑戦に最適

標高235mの低山で、小田急線・秦野駅から登り始め、鶴巻温泉駅にゴールできます。コースは吾妻山〜権現山〜弘法山と縦走でき、累積標高は約350m、所要3〜4時間。桜並木が美しく、3〜4月は一面ピンクに染まります。山頂には広場とベンチ、東屋(あずまや)がありますが、本格的な売店はなし。下山後の鶴巻温泉が最大のごほうびで、駅前すぐに日帰り温泉施設があります。

2. 鎌倉アルプス(神奈川県)|街と歴史と自然のいいとこ取り

北鎌倉駅〜建長寺〜半僧坊〜天園〜瑞泉寺〜鎌倉駅をつなぐ天園ハイキングコース。最高峰の大平山でも標高159mと低く、累積標高は約300m。登山というより山道散策に近い軽さですが、関東屈指の観光地と組み合わせられるのが最大の魅力。下山後はそのまま鎌倉観光に流れ込めるため、家族・夫婦での1日プランに向いています。山中の茶屋は時期により営業状況が変わるので、最新情報を確認してから出かけましょう。

3. 御岳山(東京都)|ケーブルカー+宿坊街で楽々

山中の和風建築

標高929m、御嶽駅からバス+ケーブルカーで山頂直下まで上がれます。山頂エリアには武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)の門前町が広がり、宿坊・茶屋・トイレが充実。ケーブルカーから神社までは徒歩25分ほどで、これだけで満足する軽装ハイキングも可能。さらにロックガーデンや七代の滝など脇道に入ると本格的な森歩きが楽しめます。1日コースで累積標高400〜500m、施設の安心感とコース選択の自由度の両立が魅力です。

4. 筑波山(茨城県)|関東唯一の百名山、ケーブルカー&ロープウェイ完備

標高877m、男体山と女体山からなる双耳峰(そうじほう)。関東で唯一の日本百名山ですが、ケーブルカー(御幸ヶ原コース)とロープウェイ(つつじヶ丘コース)の両方が運行しているので、機械力を使って山頂エリアまで上がれます。御幸ヶ原(男体山と女体山の間)には売店・食堂・トイレが揃い、観光バランスは関東の低山でもトップクラス。一方、白雲橋コースを下から登ると累積標高約700mとなり、本格的な登山として楽しめます。「楽したいか・歩きたいか」を当日選べる柔軟さが最大の利点です。

5. 大山(神奈川県)|筆者おすすめ|信仰の山で空気が変わる

標高1,252m、伊勢原駅からバス+ケーブルカーで阿夫利神社下社まで。下社から山頂まで徒歩約90分、累積標高は下社から約500m。山頂は阿夫利神社本社が鎮座する広場で、ベンチで富士山や相模湾を望めます。山頂に売店はないため、下社で団子・甘酒を補給するか、おにぎりを持参。秋の紅葉ライトアップ(11月)は関東屈指で、夜の景色を楽しんでケーブルカーで降りるプランも人気です。高尾山の「観光地」感から一歩踏み込みたい方に最適なステップアップ先で、筆者も高尾山の次に挑戦した山です。

6. 陣馬山(東京都・神奈川県)|山頂茶屋と白馬像、高尾山から縦走も

標高855m、山頂のシンボル白馬像と、清水茶屋・信玄茶屋・富士見茶屋といった山頂茶屋3軒が魅力。和田峠から登れば1時間ちょっとで山頂、高尾山口から景信山・小仏峠を経て縦走すると約20km・8時間の本格コースになります。50代には和田峠スタートの軽コースを推奨。山頂茶屋でけんちん汁を食べる時間込みで4〜5時間に収まります。下山後の藤野駅または相模湖駅エリアには温泉施設もあり、1日通しで楽しめます。

7. 金時山(神奈川県・静岡県)|富士山絶景の「金太郎の山」

標高1,212m、箱根外輪山のひとつで、金太郎伝説の舞台として有名。金時神社入口バス停から登るコースが最短で、累積標高約600m、往復4時間程度。山頂には金時茶屋(金時娘の茶屋)と金太郎茶屋があり、目の前に富士山がそびえます。岩混じりの急登が続くので、スニーカーではなくトレッキングシューズが必須。下山後は箱根の温泉と組み合わせやすく、宿泊込みのプランにすると贅沢な1泊2日になります。本リスト中、最も山頂からの富士山が大きく見える山です。


一目でわかる|関東の低山7座 比較表

山名標高ケーブルカー山頂売店累積標高目安体力レベル
弘法山235m東屋のみ約350m★☆☆☆☆
鎌倉アルプス159m時期による約300m★☆☆☆☆
御岳山929mあり充実約400m★★☆☆☆
筑波山877mあり+ロープウェイ充実約700m★★★☆☆
大山1,252mあり(下社まで)なし(下社にあり)約500m★★★☆☆
陣馬山855m茶屋3軒約500m★★★☆☆
金時山1,212m茶屋あり約600m★★★★☆

※ 累積標高・所要時間は代表的な登山口からのもので、選ぶコースにより前後します。最新の運行情報・営業情報は出発前に各施設の公式サイトでご確認ください。

50代向け|関東の低山に登るときの装備チェックリスト

登山ザックを背負ったハイカー

高尾山なら運動靴でも何とかなりますが、上記7座の多くは登山道に岩・木の根・濡れた石段が混じります。50代の膝・足首を守るために、最低限以下の装備を揃えてから出かけましょう。

  • トレッキングシューズ(ミドルカット以上):足首をガードし、下りで膝への衝撃を吸収
  • 登山用ザック(20〜25L):腰ベルトで荷重を分散できるもの
  • レインウェア上下:山の天気は急変、防風着としても使えます
  • 水分(1.5L以上)と行動食:売店がない山では必須、おにぎり・チョコ・ナッツ
  • トレッキングポール(1〜2本):膝への衝撃を約20%軽減できると言われます
  • 地図アプリ(YAMAPなど):オフラインでもGPSで現在地確認可能
  • 救急セット・常備薬:絆創膏・消毒液・自身の常用薬

よくある質問(FAQ)

高尾山の次に登る山として、最初に選ぶならどこですか?

体力に大きな不安がなければ「御岳山」が最有力です。ケーブルカーで山頂直下まで行け、売店・トイレが充実、選ぶコース次第で軽い散策から累積標高500mの本格登山まで自由に難易度を変えられます。膝が弱い場合や標高に慣れたい場合は「弘法山」から始め、徐々に上げるのが安全です。

山頂に売店がない山は、何を持参すればいいですか?

水1.5L以上、おにぎり2個程度、行動食(チョコ・ナッツ・ようかんなど)、ゴミ袋を最低限持参してください。山頂では火気厳禁の場所も多いため、常温で食べられるものが基本です。冬場は保温ボトルに温かい飲み物を入れていくと、体が冷えたときに大きな差が出ます。

50代でも単独(ソロ)で登っても大丈夫ですか?

本記事で紹介した7座は、いずれも登山者数が多く道迷いリスクの低いメジャーな山です。登山届の提出(Compass・YAMAPで電子提出可)と、家族・友人への行き先共有をすればソロ登山も可能です。ただし初挑戦の山は土日の人が多い時間帯を選ぶのが安心で、平日ソロは慣れてきてからをおすすめします。

膝が痛くなりやすいのですが、登る前にできる対策は?

下りで膝に体重が集中するため、トレッキングポールの使用下山時はゆっくり歩くのが基本です。登る山も「ケーブルカーで上がって下りだけ歩く」「下りはケーブルカーで降りる」など、片道だけ歩く選択肢を持つと膝への負荷を半減できます。普段からスクワット・かかと上げ運動で太ももと下腿の筋力を維持するのも効果的です。

どの山も初心者向けと書かれていますが、本当に大丈夫ですか?

「初心者向け」は道迷いが少ない・距離が短い・標高が低いという意味で、転倒リスクや天候急変の可能性は他の山と変わりません。本記事の比較表で体力レベル★3以上の山(筑波山・大山・陣馬山・金時山)は、靴・ザック・レインウェアの3点だけは必ず登山用品を揃えてから登ってください。


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まとめ|「次の山」の正解は、自分の体力と相談すること

山に向かって歩くハイカーたち

高尾山の次に登る山は、「みんなが行くから」ではなく「今の自分の体力と膝で、楽しめる山か」で選ぶのが50代の正解です。本記事の3つの軸(ケーブルカー/売店/累積標高)と比較表を使って、無理のない一座を選んでください。

筆者の経験では、大山で「山頂に売店がない山」の静けさを体験したことが、その後のアウトドア観を大きく変えてくれました。観光と本格登山の中間にある関東の低山は、50代から始めて10年は楽しめる豊かなフィールドです。次の週末、お気に入りの一座を見つけに行きましょう。

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